展覧会

棟方志功・崔榮林展が始まりました

2007年11月10日

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棟方志功・崔榮林展が始まりました

いよいよ、棟方志功・崔榮林展がオープンしました。
8時半からオープニングセレモニーを開催し、主催者挨拶、韓国国立現代美術館分館徳寿宮美術館館長のチェ・ウンジュ様からのお祝いのお言葉、(財)棟方版画間理事長様からのメッセージ紹介をさせていただき、テープカットで華やかにオープン。
テープカットは、青森県立美術館館長代理副知事 蝦名 武、棟方志功・崔榮林展実行委員会副委員長 日本放送協会青森放送局放送部長 藪下 眞宏様、実行委員会監事 財団法人棟方志功記念館館長補佐 武田 公平様、国立現代美術館分館徳寿宮美術館館長 チェ・ウンジュ様、青森市長様代理 青森市市民文化部長 外川 幸子様、在日大韓民国民団青森県地方本部団長 林 成鎬(イム・ソンホ)様、小野忠明様御遺族 鳴海 眞理子様、平成19年度あおもり子ども共同版画コンクール優秀賞受賞 莨町小学校5年生 小沢 仁君の8名の方によって行われました。

セレモニーの後は、担当学芸員によるギャラリートークを行い、棟方のスケール感あふれる作品と建築との融合、棟方志功に影響を受けたといわれる崔榮林の作品、崔榮林へ宛てた棟方志功や小野忠明からのお手紙・・・。
小野忠明様の御遺族の鳴海様は、小野忠明様から崔への手紙をご覧になって、「本当に懐かしく思いました。展示も素晴らしい。」とご感想の言葉をいただきました。

普遍的かつ独創的なスタイルを創造した世界的版画家・棟方志功と、その影響を受けて広く自らの民俗の心に根ざした美術を志した崔榮林。この展覧会では、それぞれの国の独自性とともに普遍性を志向した日本と韓国の画家の交流を軸に、志功の作品約50点、崔の作品約80点と見ごたえたっぷりの作品を
紹介します。

本日、14:00からは、企画展シンポジウム「棟方志功・崔榮林展をめぐって」を開催します。シアターにて無料で開催しますので、是非お越し下さい。