2007年7月22日 アーティストワークショップ菊地敦己「美術館の色あそび~空色、雪色、土色」

2007年7月26日

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2007年7月22日 アーティストワークショップ菊地敦己「美術館の色あそび~空色、雪色、土色」

7月22日(日)に当館のシンボルマークや文字をデザインした、アートディレクターの菊地敦己さんをお招きして、アーティストワークショップ「美術館の色あそび~空色、雪色、土色」を実施しました。

ワークショップは参加者に美術館のシンボルカラーである空色、雪色、土色のものを持ってきてもらい、それを使って長さ、柔らかさ、かたち、色などの条件で並べ替えをしてもらうもの。
参加者が持ってきてくれた空色、雪色、土色の品は、パソコンや服、紙袋、ペン、ぬいぐるみ、お皿、靴、ハンガーなどさまざまで、見ているだけで楽しくなります。

最初は色別に壁に長い物順で並べました。
みんな一番長いものを探すのに必死でしたが、長ーい毛糸が天井からぶらさがって、どうやら今回は毛糸が一番長いようです。

次はまるいものを使って、色別に円を作ります。
ボールやお皿はまるいけど、他にもいろいろありそう。
角度を変えて考えると、扇風機は寝かせて置くとまるに見えました。

次は柔らかいもの、固いもの順に並べます。
見てるだけじゃわからないので、どんどんさわってみよう!
綿と布はどっちが柔らかい?
木とプラスチックはどっちが固いかな?

最後は空色、雪色、土色ごとに色の段階で並べて、それを菊地さんがワークショップ終了後にちょっと手直しして展示の完成。
それぞれが思う空色、雪色、土色は濃いものから薄いものまであって、同じような色でも、比べてみるとみんな違ってきれいです。
いつもは意識しない身の回りの何でもないものでも、条件を与えられてきちんと整理されると、いつのまにかとっても楽しい空間を作ってくれます。

出来上がったものは9月24日(月)まで、常設展示内の教育普及企画(展示室H)に展示されます。
みんなで作った作品をぜひ見に来て下さい!