県民参加型演劇「MIYAZAWA」06

2007年6月23日

SHARE

県民参加型演劇「MIYAZAWA」06

いよいよ県民参加型演劇「MIYAZAWA」本番初日まで1週間!!

今日は、工藤結花さんと、木村元香さん。

まずは、工藤結花さんです。

私は以前、とある新聞社の企画で開館前の県立美術館を見学する機会があり、展示物がまったくない『空っぽ』の美術館を見学させていただきました。

真っ白な空間の中を歩いていると、今自分がどこにいるのかも判らなくなるような感覚に何度も襲われ、まるで不思議の世界に迷い込んだ物語の主人公になったようでした。
不思議な体験をした見学会でしたが、中でも一番印象に残ったのがシアターです。
普段は立ち入ることのできない裏から袖を通りシアターの中に入れてもらい、未知の世界を探検しているかのようでおもしろかったです。
いつもは自分がいる定位置=客席を望む経験は滅多になく、その光景がとても新鮮に感じました。
そして、そこで感じたことは唯一つ。

『いつか、この舞台に立ちたい』

幼い頃から映画やドラマで活躍できたら良いなと思っていました。中学2年生のときに転機が訪れ舞台に興味を持つようになり、いつか舞台芝居に挑戦したいと思っていました。
そんな私は目標を県立美術館のシアターの舞台に立つことに定めました。

・・・まさか1年でこの目標を達成することが出来るとは思っていませんでした。

今の気持ちはMIYAZAWA一筋ですが、この舞台が終わった後、ぽっかりと空いてしまう私の目標に何を詰め込むか・・・。
能天気な私の唯一の悩みです。

何はともあれ、精一杯の力をこの舞台に注いでいきたいと思います。
未熟者で、体は割と大きいくせに小心者の私ですがよろしくお願いします!!

続いては、木村元香さん

木村元香 青森県出身。
進学のためへ上京。㈱東京ドーム勤務を経て、出版社、メーカーなどで就労。昨年末 に帰郷。33歳独身!
映画、絵画、演劇、本、音楽などの芸術鑑賞に加え、職人が織り成す美しいモノや人 が大好き!そんなんで、図書館や美術館、お祭りや各種イベント会場、民芸店など が私のテリトリー。ある日、県立美術館をふらついていたら「MIYAZAWA」のポスターを発見! 気付いたら応募してました。
「MIYAZAWA」の仲間は、年齢層が広く個性的な方ばかり。
稽古内外で、高校生からは伸びやかな自己表現を呼び起こされ、先輩方からは温かく 楽しいフィールドを用意していただき、そして冷静で客観的な表現方法をご指導を受 け、思う存分肢体を広げ声をあげる事ができています。その様子を千里眼でよ~く見 ている長谷川監督。。。はたしてどんな演劇が出来上がるのでしょう? 
いづれにしても、当日は私達の作り出す空気を感じに、一人でも多くの方に見に来ていただきたいと思います!

青森から八戸まで、毎日稽古に通っていらっしゃる木村さんです。

木村さんが仰っているように、いろいろな世代の方々が交流できるというのは、舞台の大きな魅力だな。と思います。

皆さんも、是非、観客として、舞台にお越し頂ければ。と思っています。