平成19年6月2日(土)に県民参加型演劇「MIYAZAWA」関連ワークショップ「宮沢賢治の童話を演じてみよう!」を実施しました。
美術館のパフォーミングアーツスタッフが講師となり、宮沢賢治の童話「どんぐりと山猫」を使ってドラマリーディングを体験してもらうもので、10歳から大人まで8名の方が参加してくれました。
講師による実演を見てもらったあと、参加者に練習なしでドラマリーディングに挑戦してもらったのですが、みなさん初めてとは思えないほど上手で、ビックリです。
その後、宮沢賢治の詩「雨二モマケズ」の一部分を使って声を出す練習をしたり、美術館屋外の遊歩道を「どんぐりと山猫」の主人公、一郎が歩く山道に見立てて練習。
お天気に恵まれて、急きょ屋外での練習をちょっと増やしましたが、外で大きな声を出すのは気持ちがいいものです。
練習後はワークショップAで、2チームに分かれて練習の成果を発表です。
はじめから皆さんとても上手だったのですが、さらにレベルアップしていて、2チームとも読み手の個性が表れて、それぞれ違った「どんぐりと山猫」を聞かせてもらいました。
短い時間の中であんなに上達するなんて!と講師も驚いており、次の県民参加型演劇に参加してくれればいいのに…なんて話していました。