青森県立美術館では、美術館と地域の協働を通じて、ミュージアムの社会交流施設としての可能性をひらくアートプロジェクト「美術館堆肥化計画2022」に取り組んでいます。
事業の一環として幕末明治の「観光家」蓑虫山人が県内で夢見たミュージアム「陸奥庵」の検証を軸に、これからの地域とミュージアムの関係を皆で考えます。まずはプレイベント的に開催するvol.1、vol.2と参加方法についての情報をお届け。参加はいずれも無料です。ぜひご参加ください!
参加無料・要事前申込
[日時]10月8日(土)13:30-15:00
[講師]望月昭秀(『蓑虫放浪』著者/『縄文zine』編集者)
[内容]蓑虫山人の活動や縄文文化全般に詳しいデザイナー/編集者の望月昭秀氏を講師に迎え、蓑虫山人を紹介していただくとともに、その現代的な意義について考えます。
望月昭秀 もちづき・あきひで=1972年静岡県生まれ。株式会社ニルソンデザイン事務所代表。書籍の装丁や雑誌のデザイン業務と並行して、縄文時代専門のフリーペーパー『縄文ZINE』を発行し編集長をつとめる。主な著書に『縄文人に相談だ』(国書刊行会/文庫版は角川文庫)、『縄文力で生き残れ』(創元社)など。田附勝との共著に『蓑虫放浪』(国書刊行会)。
参加無料・要事前申込
[日時]10月22日(土)13:30-15:00
[講師]太田原慶子(青森県立郷土館学芸員)
[内容]全国を旅した蓑虫山人は県内に10年近く滞在し、今も県下に残る作品やエピソードは少なくありません。今回は蓑虫山人の研究者でもある県立郷土館学芸員の太田原慶子氏を講師に迎え、県下に残る絵日記や作品を手がかりに蓑虫の活動を紹介していただき、蓑虫山人の活動が青森の人びとに与えた影響について考えます。
太田原慶子 おおたはら・けいこ=1968年青森県生まれ。県立郷土館学芸員(歴史)。様々な分野で活躍した県ゆかりの人物を研究し、「木村秀政生誕百年記念 青森と飛行機」、「淡谷のり子展」などを担当。企画展「蓑虫山人と青森」(2008年)で本県の考古学史的側面から焦点をあてた。
メールタイトルを「蓑虫山人勉強会申込」として下記のアドレスまでお申し込みください。お申込みいただいた方には、後日当館から受付完了とともに参加方法詳細を記したメールをお送りいたします。
※メール本文には参加される方の「氏名」「メールアドレス」「参加を希望する回」をご記載ください。
※本勉強会はZoomを介した招待形式で行われます。参加はPC、スマホ、タブレットから可能ですが、事前にZoomのアプリを下記URLからダウンロードしていただく必要がございます。
※ダウンロードが難しい方は後日、勉強会の様子を文字起こししたものを本ページで公開いたしますので、そちらをご参照ください。