展覧会

8月おはなし会「化け物展Ver.」を開催しました

2015年8月29日

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8月おはなし会「化け物展Ver.」を開催しました

キッズルームおはなし会「化け物展Ver.」を8月22日(土)に開催しました。
今回は現在開催中の企画展「化け物展」とコラボレーションした内容です。
当日はおはなしフェスタ2015の開催日ということもあり、100人以上の親子が遊びに来てくれました。どうもありがとうございます!

最初にサポートスタッフの北川さんによるおばけの手あそびをしたあと、読み聞かせを行いました。
今月の絵本は…
・「おばけがぞろぞろ」ささき まき作(読み手:サポートスタッフ柳田さん)
ビンやゴミ箱など身の回りの色々な場所から、変わった形のおばけが登場します。おばけの名前もとてもユニークで面白い絵本です。
この絵本の原画は現在展示室で展示もしているので、興味のある方はぜひ観てみてくださいね。

そのあとは、「どっちの化け物が好き?ゲーム」をしました。
スクリーンを使って、欧州の祭りに登場する伝統的な獣人の衣装を着た人々の写真を投影し、二つずつ見比べながらどっちが好きが答えてもらいました。
使用した写真は、シャルル・フレジェというフランスの写真家が撮影したもので、こちらも化け物展で展示を行っています。

さて、いろいろな化け物を見たあとは美術体験の時間です。
今回は用意したさまざまな素材を自由に使って、一人ひとり好きな化け物に“化けて”もらいました。
用意したのは、白いTシャツやビニール袋、紙テープ、色画用紙、わた、木の枝、手袋などなど。
お母さんやお父さんにも手伝ってもらいながら、思い思いに衣装やパーツを作っていきます。
新聞紙で作った角、布のマント、トイレットペーパーの包帯…さあ、ばけますよ、ばけますよ。

しばらくすると、妖精や魔法使い、ゾンビ、怪獣、その他たくさんのオリジナル化け物たちが誕生しました。
化け物に変身したあとは、列になってみんなで館内を練り歩きます。
たくさんの化け物がぞろぞろと歩く様子は百鬼夜行さながら!怪しい集団に来館者の方の目も釘付けでした。

毎月1回開催してきたキッズルームおはなし会も、今年度はこれですべての日程が終了しました。
全4回の参加者は合計で約300人! なかには毎月参加してくれた方もいました。どうもありがとうございます。
はじめは戸惑いつつ制作をしていた子も、回を重ねるごとに積極的になり、自分から素材を取りにいったり、いろんな工夫を考えたりと、だんだんと創作の幅が広がっていく様子を見て、子どもの吸収力や柔軟性は本当にすごいと感じていました。
おはなし会は、そうした子どもたちのしなやかな感性や想像力・創造力を育む場になればいいなと思っています。
施設工事による長期休館にともない、おはなし会もしばらくお休みになりますが、また元気な皆さんにお会いできるのを楽しみにしています^^ それではまた!