6月おはなし会「モヨウとあそぶ」を開催しました

2015年7月5日

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6月おはなし会「モヨウとあそぶ」を開催しました

キッズルームおはなし会「モヨウとあそぶ」を6月27日(土)に開催しました。
あいにくの雨模様にも関わらず、約70名の親子の皆さんが遊びに来てくれました。どうもありがとうございます。

今回は始めに、サポートスタッフの北川さんと三内中学校美術部の皆さんがお弁当箱の手あそびをしてくれました。
みんなでいろいろなサイズのお弁当を作ったあとは、おはなしの時間です。
今月は久しぶりに大型絵本を使って読み聞かせをしました。選んだのはこの2冊。
・「おべんとくん」真木文絵作(読み手:サポートスタッフ澤田さん)
・「ぼくのくれよん」長新太作(読み手:サポートスタッフ北川さん)

おはなしの後は美術体験の時間です。
テーマは「モヨウとあそぶ」ということで、身の回りにある素材を使って布にモヨウをつけてみました。
まず紙の筒(サランラップなどの芯)に輪ゴムをはめ、そこに紐やスポンジ、綿棒、消しゴムなど好きな素材をはさみます。
付けた素材に絵の具を塗って、布の上でコロコロ転がすと、かたちが等間隔にスタンプされてモヨウができます。(ローラースタンプのような感じです!)
なかには、丸く巻いた紐の縄目が花びらのように見えたり、スポンジの凹凸部分が水玉模様のようになったりと、思いがけないモヨウも生まれます。

素材をはさむ位置や絵の具の配色を変えて何度か試したあと、約50cm四方にカットされた好きな色の布を選び、その上にモヨウを付けて自分だけのオリジナル生地を作りました。

今回使用した絵の具は、ぺんてるの「共同制作えのぐ」という安全性の高い絵の具です。
ぺんてる株式会社の協賛により提供していただきました。どうもありがとうございます!

出来た生地とローラースタンプは参加者の皆さんに持ち帰ってもらい、今月のおはなし会は終了。
帰り際、自分の作品が入ったバッグを背中に背負った子どもたちの、誇らしげな表情が印象的でした。

おはなし会の美術体験では、決められた物を見本通りに作るのではなく、子どもたちが自分で考えて創意工夫しながら創作を行うことを大事にしています。
今回も3歳くらいの子から小学校低学年くらいの子まで、それぞれの年齢に応じて色んな工夫をしてくれていました。

大人が思い付かなかったアイデアや豊かな創造力でスタッフを驚かせてくれる子どもたち。
次回のおはなし会は7月25日(土)、テーマは「テンとあそぶ」です。
今度はどんなものが出来るのか、私たちも楽しみです。詳細は決まり次第こちらにアップしますね。