2016年7月23日(土) - 2017年3月26日(日)
プロジェクト

縄文に創造の原点をたずね、青森の大地に根ざした新たなアートを探求していく美術館の企画シリーズ「青森EARTH」。今年度は企画展「根と路」 に並行し、「展覧会」「レクチャーワークショップ」「成果発表」を通じて、美術館と縄文遺跡を擁する三内地域の住民、アーティスト、美術館が地域の未来のあり方を記録し、実践するアウトリーチ(館外連携)企画を行います。
今回招へいするアーティストは廣瀬俊介(ひろせ・しゅんすけ/ランドスケイプデザイナー)とhyslom(ヒスロム/アートユニット)の二組。地域環境の綿密な調査をもとに、人と自然が調和する風景デザインを手がける廣瀬氏と、「遊び」を通じた風景への独自の介入・寄り添い方を実践するhyslomにより行われる本企画は、過去(=遺跡)と現在(=美術館)が交差する三内地域への自然誌的かつ詩的な介入を試みるものです。この三内の風景の過去・現在・未来を題材にした学びと実践は、縄文と現代を接続し直し、現在の青森の大地を、未来の場所へと接ぎ木する試みとなるでしょう。三内地域の方はもちろん、青森の集い・住まう全ての方におすすめする企画です。

◯展覧会          2016年7月23日(土)‐9月25日(日)
◯レクチャーワークショップ 2016年夏から秋にかけて複数回開催
◯成果発表         2017年3月14日(火)‐26日(日)

それぞれの会場 青森県立美術館 他

+++++

1.参加方法
2.企画概要
3.参加作家
4.お問合せ

+++++

1.参加方法
・「レクチャーワークショップ」への参加は無料です。
・「展覧会」と「成果発表」の内、美術館で開催するものについては常設展チケットをお買い求めの上、ご観覧下さい。
一般:510(410)円
大学生・高校生:300( 240)円
中学生・小学生:100(80)円
※()内は20名以上の団体料金


2.開催概要

◯展覧会
会期:2016年7月23日(土)‐9月25日(日)
会場:青森県立美術館常設展示室H
内容:廣瀬氏によりスケッチや文章の形で綴られた三内地域の環境リサーチの結果と、ヒスロムによる「木」との関わりから生まれた作品「GOOD WOOD FAMILY」、彼らが青森で出逢った人や動物との間で展開中の実践の一端を組合せて展示することで、アーティストによる三内地域の風景が立ち上がる現場をつくります。

◯レクチャーワークショップ
会期:2016年夏から秋にかけて複数回開催
会場:青森県立美術館ワークショップA~遺跡等のある三内地域
内容:参加アーティストそれぞれによるコーディネートの下、地元の研究者らによる連続講座を開催します。

廣瀬俊介企画《青森の風景を読む会》
展覧会会期中、青森・三内の風景についてよく知る地元専門家、識者の方をお招きし、地域の地形・気候・動植物・人間活動について知るためのレクチャーを行います。
参加無料・申込不要・どなたもご参加いただけます。

①三内の大地の形について
日時:7月24日(日)13:00-15:00
講師:山口義伸

②三内を取り巻く気象・海象について
日時:8月 6日(土)10:00-12:00
講師:廣瀬俊介

③三内に生きる動植物たち
日時:8月 7日(日)10:00-12:00
講師:青森・草と木の会の皆さん

④三内に生きる人間たちⅠ(近代編)
日時:8月27日(土)14:00-16:00
講師:逢坂淳(一般財団法人松丘保養園松桜会 緑化委員)

⑤三内に生きる人間たちⅡ(現代編)
日時:9月17日(土)14:00-16:00
講師:一町田工(一般社団法人三内丸山遺跡応援隊 代表理事)、
池田亨(青森県立美術館学芸課長)

番外編「青森の風景を聴く」
三内地域に流れる「音」から立ち上がる風景を体験するワークショップを行います。
日時:9月18日(日)13:00-16:00
講師:竹谷裕平 + OSIM VIDEO

廣瀬俊介企画《青森の風景をつくる会》
秋から冬にかけて、廣瀬氏と地域住民の方々による、三内地域のこれからのための「よい風景」を考え、よりよい環境のあり方について考える講座を行います。この成果は平成29年3月の成果発表展示で発表を行います。
参加無料・申込不要・どなたもご参加いただけます。

①風景をつくる会への招待
日時:10月29日(土)13:00-15:00
会場:美術館ワークショップA

②昔語りの会
日時:11月20日(日)13:00-15:00
会場:美術館ワークショップA

③三内の風景についての提案(1)
日時:12月17日(日)13:00-15:00
会場:美術館ワークショップB

④三内の風景についての提案(2)
日時:平成29年1月14日(土)13:00-15:00
会場:美術館ワークショップB

⑤展示計画発表
日時:平成29年2月11日(土)13:00-15:00
会場:美術館ワークショップA


ヒスロム企画《出土のイメージ》
①「ヒスロム活動報告会」
日時:8月14日(日)10:00-12:00
会場:美術館ワークショップA
参加無料・申込不要・どなたもご参加いただけます。

②「青森のレース鳩小屋をめぐる。」
日時:12月17日(土)9:00-12:00
参加無料・どなたもご参加いただけます。
※参加を希望される方は下記問合せ先まで、事前に「お名前・当日連絡の取れる電話番号」を添えてメール(bijutsukan@pref.aomori.lg.jp)か電話(017-783-3000)までお申し込み下さい。追って集合場所等、詳細をご連絡いたします。

③「対談 ヒスロム×廣瀬俊介」
日時:12月17日(土)15:00-16:00
会場:美術館ワークショップB
参加無料・申込不要・どなたもご参加いただけます。


◯成果発表
会期:2017年3月14日(火)‐26日(日)
会場:青森県立美術館 他
廣瀬氏による調査や講座を踏まえた三内地域の生態系デザインについての提言と、hyslomによるこれまでの青森の風景への取り組みの成果を発表します。


3.参加作家
廣瀬俊介(ひろせ・しゅんすけ)
ランドスケイプデザイナー (InternationalASLA)、専門地域調査士。風土形成事務所主宰。2014年まで東北芸術工科大学大学院准教授。主著『風景資本論』(朗文堂,2011)。地理・生態・社会学他の知見を束ねた持続的土地利用計画を行う。「この土地で生きることの祭り」をテーマとした「土祭 2015」(益子町)ディレクター。HP「東北風景ノート」:http://shunsukehirose.blogspot.jp/

hyslom(ヒスロム)
加藤至、星野文紀、吉田祐からなるアートユニット。2009年から現在まで、山から都市に移り変わる場所を定期的に探険する事で得た経験や疑問、人やモノとの遭遇を表現の根底に置きプロジェクトを行う。プロジェクトは主に「遊び」を介して風景、土地を知る行為「フィールドプレイ」から展開され、映像・パフォーマンス・彫刻作品などを制作。主なプロジェクトに映像シリーズ「Documentation of Hysteresis」(2009-)、楽器彫刻「Big-One-パイプ」制作(2013)など。「第6回AACサウンドパフォーマンス道場」(2012)にて優秀賞受賞。http://hyslom.com/


4.お問合せ
〒038-0021 青森市安田字近野185
青森県立美術館「青森EARTHアウトリーチ」係
Tel 017 783 3000 Fax 017 783 5244
Mail bijutsukan@pref.aomori.lg.jp
www.aomori-museum.jp

青森県立美術館
開館時間
①9:00-18:00(入館は17:30まで) ※7月1日‐9月30日
②9:30-17:00(入館は16:30まで) ※10月1日‐6月30日
※臨時休館や休館日の変更等がありますため、詳しくは事前にお問合せ下さい。

助成:一般財団法人地域創造
協力:アートでオン!、青森県環境パートナーシップセンター