2013年4月20日(土) - 5月8日(水)
一般主催 展示

 青森県は工芸の宝庫である。県木のヒバや白神に代表されるブナなどの木材、アケビ蔓などの自然素材に恵まれ、藩政時代から営々と営まれてきた加工技術が残る。旧青森県工業試験場では地域に残る工芸を産業として育成するため、材料、加工技術、デザインの研究を行ってきた。漆器素地として開発されたブナコや、農民の働き着であったこぎん刺、藩主の庇護の元に隆盛を見た津軽塗など、ともすれば個人の趣味に留まり時代とともに消えてなくなりがちな工芸品を、私たちの普段の生活で使えるものとしてデザインし現代に甦らせ、産業として青森県に定着させた。
 自分の名を捨てアノニマス(無名性)を標榜し、後世に残るものたちを生み出す黒子に徹してきた望月好夫のものづくりとは何か!氏の生誕80年を記念して、関わったものとデザインを一堂に会し、その神髄に触れる展覧会である。

 望月好夫の名前は知らなくても、多くの家庭でブナコや津軽塗、こぎん刺の品々が使われている。テーブルウェアからインテリアまで幅広いデザインを発表し続けている氏の作品と、その仲間たちの作品、次世代に残したい作品など、青森県のモダンデザインの数々を、青森県立美術館から発信する。


会期
2013年4月20日(土) - 5月8日(水)
※休館日なし

開館時間
9:30 - 17:00(入館は16:30まで)

会場 
青森県立美術館 コミュニティギャラリー

入場無料


お問い合わせ
望月好夫展実行委員会(弘前地域研究所内)
舘山・工藤(生活技術部)
Tel 0172-32-7157
Fax 0172-35-5093