2013年8月24日(土)・25日(日)
イベント 演劇

種差展の関連企画として、種差海岸のある八戸市を拠点に、国内外で活躍している豊島重之+モレキュラーシアターによる舞台芸術公演《カフカスKavkaz-『プロメテの火』から》を開催いたします。

現在、当館で開催中の「種差 -よみがえれ 浜の記憶」。本展は、「種差」をテーマに、縄文時代より種差の地で暮らした人々が使っていた生活用具、種差の美しさに魅せられた芸術家によって表現された美術作品の数々、そして一昨年の震災を経験した種差の地を歩き、本展覧会のために作品を制作した現代作家の作品などにより、種差の尽きぬ魅力を紹介した内容になっていますが、今回紹介している一つ一つの展示物を見ていると、これまでの長い時間の中で、「種差」の美しさが、時代時代を生きた多くの人々によって愛され、守られて現在に至っているということ、そして、私達も同様に、「種差」の美しさを次の世代へと確実に引き継いでいかなければならない使命を担っていることを改めて考えさせられます。
今年の夏休み、種差海岸へ遊びにいかれる方も多いと思いますが、本展を見てから足を運んでいただければ、種差海岸の魅力をより深く感じていただけることでしょう。


チラシ (PDF / 314KB)




概要

『プロメテの火』は、現代舞踊の草分けとして戦前から戦後にかけて活躍した、野辺地町出身の舞踊家、江口隆哉(1900-1977)が1950年に発表した彼の代表作で、弘前市出身の作家・詩人、菊岡久利(1909-1970)が台本を手がけました。プロメテウスが主神ゼウスの意に背いて人類に火をもたらしたというギリシア神話に着想を得た本作は、当時から高く評価され、記録に残されているだけでも60回以上の公演がおこなわれましたが、初演翌年の1951年に日比谷公会堂で再演された際、群舞の一人として初舞台を踏んだのが、その後50年以上にわたり八戸市を拠点に活躍し続けた舞踊家、豊島和子(1929-2011)でした。そして、今回公演を行うモレキュラーシアターは、豊島のもとで学んだダンサー達です。

種差の地勢が、黒海とカスピ海に挟まれた地峡カフカス(コーカサス ※人類に火をもたらしたことに激怒したゼウスがプロメテウスを磔にした地)と似ていることに着想を得て制作された《カフカスKavkaz-『プロメテの火』から》。種差とカフカス、江口隆哉と豊島和子、そしてモレキュラーシアターへ・・・さまざまな存在が時空を超えて共振しあいます。

日時

8月24日(土)18:00 - 18:50
8月25日(日)14:00 - 14:50

会場

青森県立美術館シアター

料金

無料

定員

各回80名

申込

電話にてお申し込みください。
青森県立美術館 Tel 017-783-3000