2020年宇宙(そら)と地球(ほし)の旅~ガンダム、イデオン、ダンバインからGのレコンギスタまで
The World of TOMINO Yoshiyuki : An Innovator of Robot Anime
2020:A Space and Earth Odyssey –Gundam, Ideon, Dunbine, Reconguista in G, and more


『富野由悠季の世界』展開催延期のお知らせ



青森県立美術館では、国内外において新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、感染拡大防止の観点から、4月18日(土)からの開催を予定していた企画展『富野由悠季の世界』を延期することとしました。

新たな会期につきましては、静岡県立美術館会場(2020年9月19日-11月8日)の終了以降となりますが、年度内の開催に向け調整をしているところです。
新しい会期が決定しましたら当館ホームページ等で改めてお知らせします。

本展覧会を楽しみにお待ちいただいていた皆様には心よりお詫び申し上げますとともに、何卒ご理解、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。


[払い戻しに関するご案内]
『富野由悠季の世界』展の前売券をお持ちのお客様へ
・延期後の本展覧会においても使用可能です。
・払い戻しの方法については現在関係先と調整中です。調整がつき次第、当館ホームページ等でお知らせします。



富野由悠季の作品(ものがたり)を覚えている者は幸せである。心豊かであろうから。

それまでの「勧善懲悪」、「単純明快」を常とするロボットアニメに「確固たる世界観」と「深いドラマ」を取り入れ、その構造を大きく変革させた演出家、富野由悠季(1941- )。本展は、大きな社会現象となった『機動戦士ガンダム』(1979年)をはじめ、『Gのレコンギスタ』(2014年)などの「ガンダム」シリーズの他、『伝説巨神イデオン』(1980年)、『戦闘メカ ザブングル』(1982年)、『聖戦士ダンバイン』(1983年)などで総監督を務め、国内外のアニメシーンのみならず、現代文化に対しても多大な影響を与えてきた富野由悠季の仕事を回顧、検証する初の展覧会です。
宇宙に憧れた少年時代、映像作家を志した青年時代を経て、1964年に『鉄腕アトム』の演出家としてデビューした富野。以降、約55年の長きにわたって第一線で活躍し、数々のアニメ作品を世に送り出してきました。本展では、富野が手がけた膨大な設定メモ、スケッチやアニメの設計図となる絵コンテ、さらにはキャラクターやメカニックデザイン、美術設定への修正指示などをとおして、どのようにして富野が「世界」と「ドラマ」を作りだしていったかを検証し、あわせてその「演出」の魅力にも迫ります。また、様々なスタッフの共同作業によって完成するアニメの特性を踏まえ、富野と共に仕事をした安彦良和、湖川友謙、大河原邦男、中村光毅、永野護、安田朗といったクリエーターの原画、撮影に使われたセル画、各種イラストなども紹介します。
富野由悠季の仕事を約3,000点という膨大な作品、資料で回顧する本展をとおし、アニメというメディアの豊かな表現力を感じ取っていただくとともに、現代社会、文明に対する富野由悠季の批評性をぜひ読み取ってください。


富野由悠季(とみの・よしゆき)略歴


富野由悠季 Tomino Yoshiyuki
撮影:鈴木心

1941年11月5日、神奈川県小田原市生まれ。1964年、日本大学芸術学部映像学科卒業。同年に虫プロダクションへ入社、アニメの制作現場に入る。1967年に虫プロ退社後はフリーとして様々なアニメ作品の制作に参加。1972年の『海のトリトン』で初監督。1976年に設立された日本サンライズ(現サンライズ)の初オリジナル作品『無敵超人ザンボット3』(1977年)で総監督をつとめる。以降、サンライズを拠点として、空前の大ブームを巻き起こした『機動戦士ガンダム』(1979年)などのガンダムシリーズや、『伝説巨神イデオン』(1980年)、『聖戦士ダンバイン』(1983年)など多くの話題作を手がけていく。現在、2014年に放映された『Gのレコンギスタ』に新作カットを追加、映像を再編集した劇場版『Gのレコンギスタ』(全5部作)が順次公開されている。また小説家、作詞家としても活躍。作詞家としては「井荻麟」(いおぎ・りん)、絵コンテマンとしては「斧谷 稔」(よきたに みのる)というペンネームを用いている。2019年、文化庁長官表彰。

会期:2020年4月18日(土)~6月21日(日)
休館日:5月11日(月)、5月25日(月)、6月8日(月)
開館時間:5月31日まで▶9:30-17:00(入館は16:30まで)6月1日以降▶9:00-18:00(入館は17:30まで)

観覧料

一般1,500円(1,300円)、高大生1,000円(800円)、小中学生以下無料
※( )は前売券及び20名以上の団体料金、
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料 
※コレクション展料金は含まれません。

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主な展示作品

「富野由悠季をかたちづくった、幼少期から大学時代までの貴重な資料」
『鉄腕アトム』(1963~66年)
『海のトリトン』(1972年)
『しあわせの王子』(1974年)
『ラ・セーヌの星』(1975年)
『勇者ライディーン』(1975-76年)
『無敵超人ザンボット3』(1977-78年)
『無敵鋼人ダイターン3』(1978-79年)
『機動戦士ガンダム』(1979-80年)
『伝説巨神イデオン』(1980-81年)
『戦闘メカ ザブングル』(1982-83年)
『聖戦士ダンバイン』(1983-84年)
『重戦機エルガイム』(1984-85年)
『機動戦士Zガンダム』(1985-86年)
『機動戦士ガンダムZZ』(1986-87年)
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(1988年)
『機動戦士ガンダム F91』(1991年)
『機動戦士Vガンダム』(1993-94年)
『闇夜の時代劇 正体を見る』(1995年)
『ガーゼィの翼』(1996-97年)
『ブレンパワード』(1998年)
『∀ガンダム』(1999-2000年)
『OVERMANキングゲイナー』(2002-03年)
『リーンの翼』(2005-06年)
『Gのレコンギスタ』(2014-15年)

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展示の見どころ

通常の企画展示よりもスペースを広くとり、各種設定、絵コンテ、原画、セル画、映像、イラスト、立体物など約3,000点の膨大な作品、資料で富野由悠季作品の魅力に迫ります。青森県立美術館ならではの魅力的な空間いっぱいに富野ワールドが広がります



展示は下記の6部から構成されます。

第1部 宇宙(そら)へあこがれて


  1. 富野由悠季を形作ったもの:幼少期~青年期の作品・資料および『鉄腕アトム』、『アルプスの少女ハイジ』関連資料
  2. それでも生きていかねばならない:『海のトリトン』(1972年)、『勇者ライディーン』(1975-76年)、『無敵超人ザンボット3』(1977-78年)

  • 富野由悠季 宇宙船コックピット 1954年10月27日 個人蔵 ©オフィス アイ

  • 『海のトリトン』 ©手塚プロダクション・東北新社

第2部 人は変わってゆくのか?


  1. 君は生き残ることができるか:『機動戦士ガンダム』(1979-80年)
  2. コスモスに君と:『伝説巨神イデオン』(1980-81年)

  • 『機動戦士ガンダム』
    安彦良和 原画 『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編』 1982年 ©創通・サンライズ

  • 『伝説巨神イデオン』 ©サンライズ

第3部 空と大地の間で逞しく


  1. 命をかけて生きてます-活劇とエンターテインメント:『無敵鋼人ダイターン3』(1978-79年)、『戦闘メカ ザブングル』(1982-83年)、『OVERMANキングゲイナー』(2002-03年)
  2. 歴史もの、名作もの、時代もの-人間ドラマはジャンルを超えて:『ラ・セーヌの星』(1975年)、『しあわせの王子』(1974年)、『闇夜の時代劇 正体を見る』(1995年)

  • 『戦闘メカ ザブングル』 ©創通・サンライズ

  • 『OVERMANキングゲイナー』
    吉田健一 キングゲイナー 設定ラフ ©SUNRISE・BV・WOWOW

第4部 魂の安息の地は何処に?


  1. ファンタジー-バイストン・ウェル・ストーリー:『聖戦士ダンバイン』(1983-84年)、『ガーゼィの翼』(1996-97年)、『リーンの翼』(2005-06年)
  2. スペースオペラ-ペンタゴナ・ワールド:『重戦機エルガイム』(1984-85年)

  • 『聖戦士ダンバイン』 ©創通・サンライズ
    富野由悠季 イメージラフ バイストン・ウェルの奇観シリーズ 1982年9月29日

  • 『重戦機エルガイム』 ©創通・サンライズ

第5部 刻の涙、流れゆくその先へ


  1. シャアの「逆襲」は成ったか?-『ガンダム』のシリーズ化と❝ニュータイプ❞の結末:『機動戦士Zガンダム』(1985-86年)、『機動戦士ガンダムZZ』(1986-87年)、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(1988年)
  2. 家族と戦争:『機動戦士ガンダムF91』(1991年)、『機動戦士Vガンダム』(1993-94年)、『ブレンパワード』(1998年)

  • 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』
    富野由悠季 イメージボード アナハイム月面部 1987年4月7日 ©創通・サンライズ

  • 『機動戦士Vガンダム』
    富野由悠季 イメージボード ©創通・サンライズ

第6部 大地への帰還


  1. 刻は前に進むのか?:『∀ガンダム』(1999-2000年)、『リング・オブ・ガンダム』(2009年)
  2. 君の目で確かめろ!:『Gのレコンギスタ』(2014-15年)

  • 『∀ガンダム』 ©創通・サンライズ

  • 『Gのレコンギスタ』 ©創通・サンライズ

本展は全国6会場を巡回する共同企画展ですが、青森会場では下記の追加展示を行います。

  1. 今年放送40周年を迎える『伝説巨神イデオン』の展示コーナーを拡充いたします。富野監督の作劇、演出のアイデアが詰め込まれた「イデオンノート」の重要箇所を一挙に公開。さらにイデオンや重機動メカの立体作品も多数展示いたします。
  2. 2019年12月に逝去した世界的インダストリアルデザイナーであるシド・ミードの功績を顕彰するため、『∀ガンダム』のためにデザインされたモビルスーツのスケッチを多数紹介します。
  3. 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場したモビルスーツ「リ・ガズィ」のダミーバルーンを原寸大の胸像として再現します。モビルスーツの大きさを体感してみてください。
  4. 人気声優が製作したロボット模型や、雑誌に掲載された有名モデラーの作品を多数展示いたします。
  5. 青森では展示の最後に「エンディング」のコーナーが追加されます。果たして何が展示されるのか…、君の目で確かめろ!

◎詳細な展示内容、グッズ販売、その他最新情報など詳細は下記で!
「富野由悠季の世界」公式サイト:www.tomino-exhibition.com
「富野由悠季の世界」公式ツイッター:@tominoexhibiti1

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お問い合わせ

〒038-0021 青森市安田近野185
富野由悠季の世界展青森実行委員会(青森県立美術館内)
TEL 017-783-3000 FAX 017-783-5244

主催 富野由悠季の世界展青森実行委員会(青森朝日放送、青森県観光連盟、青森県立美術館)
企画協力 神戸新聞社
特別協力 サンライズ、東北新社、手塚プロダクション、日本アニメーション、オフィス アイ
協力 青い森鉄道、JR東日本青森商業開発
後援 東奥日報社、陸奥新報社、デーリー東北新聞社、青森ケーブルテレビ、エフエム青森

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