美術館でお米の収穫体験!?
土に根ざした学びをもとに、美術館で新しい〈青森アート体験〉を始めよう!


チラシ (PDF/2.2MB)

「アグロス・アートプロジェクト 明日の収穫」は県立美術館発の、農業とアート体験をかけ合わせた地域アートプロジェクトです。アーティストと参加者が美術館敷地内で、お米や雑穀等を育てる農作業を体験し、そこでの収穫物をはじめとした自然素材を画材に加工し、一つの作品をつくり上げます。
実施期間は2年間。平成29年度は収穫体験を通じて制作計画を立てる「種まき編」、翌30年度は計画に基づき作品を制作・展示する「刈入れ編」として進行します。

今回は30年度「刈入れ編」参加者を募集します。プロジェクト参加に際してアートや農業の知識も資格も要りません。様々な分野への関心と積極的な「やってみたい!」の気持があれば大歓迎。作品ができる頃には、お米の栽培とアートプロジェクトの運営のノウハウが同時に身につくはず。あなただけのアートイベントの企画を提案することができるようになっているかも?

この青森の土に根ざした学びと実践の「アグロス(*)」を舞台に繰り広げられる、新しいアート体験を、あなたも始めてみませんか。

–救いも詩も大地から湧く、我らの宗教も藝術も、ないしは生活も、ただ真にこの一つの大地から湧き出たものであらしめたい。
江渡狄嶺(**)「田作りの詩語り」

*「αγρος/agros」。古代ギリシャ語で「耕地」や「野原」の意。
**青森県五戸町出身の思想家(1880-1944)。1911年東京世田谷に農場「百姓愛道場」をひらき、のち杉並に移住、家族とともに農場「三蔦苑」を営む。生業を基によりよい人生を模索することを主題とした独自の「場」理論を構築した。

プロジェクト参加希望の方へ

活動内容

  • 美術館で栽培された米や雑穀の収穫、画材等への加工
  • 美術館での作品制作

活動期間

平成31年3月末日まで

応募条件

  1. 不問 ※就学前児童や小中学生の方は、保護者の方同伴でご参加いただけます。
  2. 下記「平成30年度のスケジュール」内「ワークショップ」に参加可能であること。

活動費等

  • プロジェクトは基本的に無料でご参加いただけます。
  • 活動の際の交通費、謝礼等の支給はありません。ボランティア保険には加入いたします(費用は美術館負担)。

応募方法

「①氏名(ふりがな) ②年齢 ③住所 ④電話番号 ⑤メールアドレス」を添え、郵送・FAX・電話・メールいずれかの方法で、下の宛先までお申込みください。メール、FAXの場合は件名を「明日の収穫参加希望」としてください。
※お送りいただいた個人情報は、応募受付及びプロジェクトに関するご連絡の目的でのみ使用いたします。

〒038-0021 青森市安田字近野185
青森県立美術館 「明日の収穫」募集係
TEL:(017)783-3000 FAX:(017)783-5244
MAIL:bijutsukan@pref.aomori.lg.jp


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平成30年度のスケジュール

全体説明会

日時:①4月21日(土)、②5月6日(日)各日13:00-15:00
会場:ワークショップB
申込不要でどなたもご参加いただけます。参加を考えている方はぜひ!
直接会場にご集合ください。
*2回とも同内容です。いずれかご都合のよい日時にご参加下さい。

ワークショップ

美術館敷地内での農作業とともに藍染めや米絵の具による描画をワークショップ形式で体験し、作品のためのパーツ作りを体験していただきます。

4月21日(土)=作品制作ワークショップ①
5月6日(日)=作品制作ワークショップ②
5月26日(土)=田植え作業+作品制作ワークショップ③
6月16日(土)=作品制作ワークショップ④
7月14日(土)=作品制作ワークショップ⑤
8月18日(土)=作品制作ワークショップ⑥
9月8日(土)=作品制作ワークショップ⑦
10月6日(土)=収穫・脱穀・精米作業+作品制作ワークショップ⑧

10月最終週~11月第2週までの3週間=作家と参加者による作品の仕上げ
(期間中2、3回程度を目途にご参加ください)

12月8日(土)=展示制作ワークショップ①
1月19日(土)=展示制作ワークショップ②
*各日10:00-12:00予定、場所は全て美術館ワークショップヤードの農園周辺
*スケジュールはお米の生育状況等に応じて変更の場合がございます。
*画像は全て参考画像。平成29年度「種まき編」の様子


成果発表展示

平成31年1月26日(土)-3月3日(日)
会場:コミュニティギャラリーABC(予定) 入場無料

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制作作品について


作品名:明日の収穫(仮称)
作者名:「明日の収穫」参加者+大小島真木
制作年:2017-18
寸法:約500×1,000㎝
素材:綿布、皮、米絵の具、アクリル絵具、藍染料、糸 等
協力:(制作に参加して下さった個人・団体様名)、あおもり藍産業組合(予定)


作品構成

▶下地

  • 5m×10mの帆布にジェッソ(白)による下塗りを行う

▶▶中心部

  • 大小島氏がメインで制作し、参加者はサポートにあたる
  • 皮に図案を描いて制作したパーツを下地に縫い付ける

▶▶▶中心付近・変容した樹木や生き物たち

  • 大小島氏がメインで制作し、参加者はサポートにあたる
  • 皮に15種類程度の図案を描いて制作したパーツを下地に縫い付ける
    〈図案例〉
    つる付きのじゃがいも、茎付きのとうもろこし、つる付きのさつまいも、頭骨、肋骨、月、うさぎ、きつね、鳥、牛、細胞、葉っぱ獣、根っこ、山女、川男

▶▶▶▶外縁付近・様々な生き物、自然物

  • 参加者がメインで制作し、大小島氏はサポートにあたる
  • 布から20種類程度の図案を切り抜いた布に農業や自然にまつわる様々な風景を刺しゅう、ろうけつ染めなどを施したパーツを270枚程度制作し、下地に縫い付ける
    〈図案例〉
    米粒(*)、銀河、太陽、カミナリ、雪の結晶、水のしずく、葉っぱ、プランクトン、みみず、ミツバチ、蝶、トンボ、ザリガニ、さかな、かえる、鳥、コウモリ、カカシ、火
    * 米粒は15㎝程度と30㎝程度で2種類の大きさがある。

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参加作家について

参加者と作品をつくるアーティスト

大小島真木(おおこじま・まき) 画家
1987年東京都東久留米市生まれ。2011年女子美術大学大学院修士課程修了。 描くことを通じて鳥や森、菌、鉱物、猿など他者の視野を自身に内在化し、物語ることを追求している。作品とは思考を少しずらしたり、視野を少し変えてみせたりすることの出来る“装置”のようなものであると考え、日々制作中。主な賞に2009年ワンダーウォール賞、2014年VOCA奨励賞。個展、グループ展多数。インド、ポーランド、メキシコなどで滞在制作。2017年フランス海洋調査船タラ号にレジデンス・アーティストとして参加。近年、南沢氷川神社(東京)に天井画を奉納するなど、場と絵画の交わりから生成される芸術のあり方を模索し、実践を続けている。
http://www.ohkojima.com

農業の場づくりに参加するアーティスト

齋藤瑠璃子(さいとう・るりこ) 画家/齋藤農園3代目
1984年秋田県仙北市生まれ。2009年多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。2011年から故郷に戻り農業と制作活動を開始。両者をともに軸とし、自らの日常体験をベースに、絵画作品や立体作品を空間インスタレーションの手法で展示する作品群を制作。主な個展に2011年「森の共犯者 郷の抽象化」(ゼロダテアートセンター東京)他。主なグループ展に2016年「あきたの美術」(秋田県立美術館)、2017年「VOCA展2017」(上野の森美術館,東京)他多数。2009年第24回ホルベイン・スカラシップ奨学者。齋藤農園は職業軍人だった氏の祖父が戦後に興したもの。土地に300年以上伝わる日本一大きいとされる「西明寺栗」や、周囲の豊富な渓流の水を活かした「原木椎茸」等を育てている。
http://saito-ruriko.com

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お問合先

「明日の収穫」募集係(青森県立美術館)

〒038-0021 青森市安田字近野185
TEL:(017)783-3000 FAX:(017)783-5244 MAIL:bijutsukan@pref.aomori.lg.jp

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