ソウルの雨 ギョンスク、ギョンスクの父
※平成19年度 文化庁芸術祭参加公演
「ソウルの雨」詳細

「ギョンスク、ギョンスクの父」詳細

青森県日韓演劇交流事業とは

青森県立美術館は、絵画・映像事業などの面で進めてきた交流・調査を演劇の分野にも広げ、一歩踏み込んだ文化交流事業を展開することを目標に、韓国で現在、最も注目を集めている劇団「コルモッキル」(作・演出の朴根亨氏 (パク・グニョン) は2006年の韓国の主な演劇賞を多数受賞しています。)と青森県の演劇人との共同制作による「ソウルの雨」を制作することとしました。
「ソウルの雨」は、長谷川孝治青森県立美術館舞台芸術総監督が脚本・演出を担当し、両国での稽古を重ねた後、青森県内で合同稽古を行い、青森、ソウル、東京の3都市で上演し、特にソウル公演は、ソウル公演芸術祭2007に参加いたします。
「ソウルの雨」公演の実施により、青森県と韓国の芸術交流は大きく進展する機会となるものと考えられますが、青森県立美術館では、これを一層促進するため、劇団「コルモッキル」を主宰する朴根亨氏が台本を書き、演出をする演劇作品「ギョンスク、ギョンスクの父」を「ソウルの雨」のプレイベントとして上演することといたしました。
この「ギョンスク、ギョンスクの父」は、2006年の韓国の主な演劇賞を多数受賞し、また、「ソウルの雨」に出演する俳優も出演します。現在の韓国の演劇事情や、「ソウルの雨」制作の意義を最も適切に皆さんにお伝えるできるものと確信しております。

「ギョンスク、ギョンスクの父」と「ソウルの雨」を一回ずつ観劇できるお得なチケットもございます。ぜひ、この機会に、韓国、そして日本の現代演劇に直に触れ、様々なものを感じていただければと思っております。

物語のあらすじや、日時など詳細は両作品のページをご覧下さい。


劇団コルモッキルとは

劇団コルモッキルは、劇作家・演出家であるパク・グニョンを中心に1999年に結成されました。 旗揚げ公演として上演された『青春礼賛』は、その年のあらゆる演劇賞を総なめにし、それ以後、『代々孫孫』、『三銃士』、『船着場で』などを通して、韓国でもっとも人気の高い劇団の一つに成長しました。『ギョンスク、ギョンスクの父』は2006年度の主要演劇賞を総なめにし、3ヶ月にわたるアンコール公演で連日満席の記録を達成しています。
「コルモッキル」とは、「路地、裏通り」を意味する韓国語。その名のとおり、都市的で洗練されたトレンディーな芝居とは距離が遠く、路地を散歩している途中に偶然通りかかった家の庭先で起こるような庶民の日常の物語を、飄々としたユーモアを交え、淡々と、しかし時に度肝を抜かれるほど大胆に描く独特なスタイルで人気を集めています。
それを支えるのは個性豊かな俳優たち。この劇団の俳優たちの芝居のうまさには定評があり、『青春礼賛』で主人公の少年役を演じたパク・ヘイルは今や韓国映画界のスターに成長しました。今回、『ギョンスク、ギョンスクの父』に出演する俳優たちも、さまざまな映画に出演するなど、多方面で活躍しています。