シンポジウム「震災と芸術」を開催しました!

シンポジウム1 シンポジウム2
現在開催中の東日本大震災復興支援特別企画「気仙沼 / リアス・アーク美術館 / N.E.blood21:坂本英子」の関連事業として、3月4日にシンポジウム「芸術と震災」を開催しました。
八戸市在住の美術家坂本英子さんの作品展示がおこなわれている展示室で実施した今回のシンポジウム。リアス・アーク美術館学芸課係長山内宏泰さんによる気仙沼の被災状況の報告のあとに、災害時におけるアートの役割、そして復興のこれからなどについて議論しました。
災害時やその復興の際に、アートが果たしてどれほどの力を持ち得るかは未知数といえます。そうしたなかで、坂本さんの発言にもあったように、作家の担う役割としては(美術館もふくめ)、何か特別な支援活動を実践していくということも大切かもしれませんが、震災前と変わらない活動を継続していくということも、震災前の日常を取り戻すという意味では重要なのかもしれない、そんなふうに考えさせられるシンポジウムでした。
また、山内さんが提言されたように、当事者である被災者の生の声を発信する場を設けるということは、被災地の実情を知るうえで欠かせません。そうした意味でも、復興支援プロジェクトとして、このような発信の場を設けることができた今回のプロジェクトの意義は大きく、今後も長期的な視野のもと、継続していく必要があるのではないでしょうか。
「気仙沼/リアス・アーク美術館/N.E.blood21:坂本英子」の作品展示は、3月11日まで開催しています。ぜひご観覧ください。
by 普及スタッフ | 2012年3月5日 16:06 | 講演会 | トラックバック (0)

美術館講座「アート入門 エキシビション・アイズ」第2回開催!

はじめに(印象派展紹介) 奈良美智
本日、2月20日、美術館講座「アート入門 エキシビション・アイズ」の第2回を開催しました。

工藤学芸員が講師を務める今回の「アート入門」。
「青い森に連れてって-青森の現代美術」を演題に、斉藤義重、工藤哲巳、小野忠弘、成田亨、奈良美智など青森にゆかりのある現代美術のアーティストの作品スライドを中心に、青森固有の現代美術についてお話しました。

聴講された方々にご協力いただいたアンケートを見ると…

「青森的って…?青森の芸術って…?考えること自体大切なこと。なるほど。最後の工藤学芸委員のお話ためになった」

「とてもおもしろかった。印象派の時代の流れや作品の変化等、わかりやすかった」

などなど、ご好評のお言葉を多数いただきました。

次回の「アート入門」は、なんとシンポジウム形式!
「“芸術の青森”から“芸術の東北”へ」を演題に、青森、宮城、岩手の3県の地域のもつ風土と芸術との結びつきを比較しながら、それぞれの違いや特殊性を見つめ、東北の芸術のこれまでとこれからの展開について、美術館同士の連携などを含めて話し合います。
開催日時は、3月20日(日)の14:00-15:30、定員は200名、聴講無料となっています!

ぜひ、ふるってご参加ください!
by 普及スタッフ | 2011年2月20日 16:26 | 講演会 | トラックバック (0)

芸術の青森 記念講演会を開催しました!

青森の民間仏 ねぶた送り絵
本日、2月6日(日)、芸術の青森 記念講演会を開催しました!

講師は、弘前大学人文学部教授の須藤弘敏先生。
急遽、演題を「青森の色とかたち」から「青森のかたちと心」に変更し、青森の美術工芸作品の造形について、熱く語っていただきました!

今回の講演会のキーワードともいえるのが「vernacular」。
あまり耳馴染みのない言葉ですが、「その土地固有の」といったような意味だそうです。
その典型的な例として挙げられたのが、青森の民間仏でした。
素朴で優しそうな表情をした青森の民間仏は、厳しい現実に生きる青森人ならではの生活感情を感じさせる造形といえるそうです。
そうした青森の民間仏と中央作の洗練された仏像との比較をはじめ、縄文土偶、ねぶた・ねぷたに見られる青森固有の造形と中央の造形との融合、さらには棟方志功等、青森の作家に見られる固有の造形性などについてお話いただきました。

聴講者の方々にご協力いただいたアンケートには、

「青森のものづくりのバイタリティーを強く感じました」
「今回の展示作品とあわせ、とても参考になった」
「仏像を中心にした造形の面白みを楽しく拝聴しました」

などなど、ご好評のお言葉を多数いただきました。
お忙しい中、講師を務めてくださった須藤先生、貴重なお話をありがとうございました!

芸術の青森展は、3月21日まで開催!
会期中は、アート入門ギャラリートークなど、青森の芸術の魅力について、より深く知りたいという方のためのプログラムがまだまだ続きます。

皆さまのご参加をお待ちしています!!
by 普及スタッフ | 2011年2月6日 16:53 | 講演会 | トラックバック (0)

美術館講座の開催について

芸術の青森展開催中は美術館講座がたくさんあります。
近日開催される講座をご案内します。

1月30日(日)14:00-15:30
アート入門エキシビション・アイズを開催します。
芸術の青森展担当の池田学芸員が、「自意識とフォークロア~“芸術の青森”をつくったもの」を演題に、展示中の作品についてスライドを交えて解説します。

2月6日(日)13:30-15:00
記念講演会を開催します。
弘前大学人文学部教授の須藤弘敏先生を講師に招聘し、「青森の色とかたち」を演題に、青森県の美術工芸の歴史全体を振り返りながらお話いただきます。

いずれも会場はシアター、聴講無料となっております!

芸術の青森展会期中、毎週土曜日、日曜日の11時から担当学芸員によるギャラリートークも実施中。
そちらもあわせてご参加ください!
by 普及スタッフ | 2011年1月27日 14:40 | 講演会 | トラックバック (0)

アート入門 エキシビション・アイズ-芸術の青森展関連講座-を開催します

青森県立美術館では、美術の歴史や作品の見方に関する知識を深め、美術鑑賞をより身近なものとするための講座として「アート入門」を開催してきました。
今年度は、開館5周年を記念して開催される企画展「芸術の青森」をクローズアップし、青森の風土を色濃く反映した作品やその作家の魅力などについてお話します。
この講座シリーズは全3回の開催を予定していますが、すべての回にご参加いただけると、より深く「芸術の青森展」をお楽しみいただけることでしょう。
東北新幹線全線開業ということで青森へは内外から注目が集まっています。この機会に青森の芸術の魅力を見つめ直してみてはいかがでしょうか。
1月30日に開催する第1回は、展覧会を担当した池田学芸員による講座です。みなさまのご参加をお待ちしています。
詳細については、こちらをご覧ください。
(全日程を記載したチラシのダウンロードは、こちらから)
by 普及スタッフ | 2011年1月13日 13:35 | 講演会 | トラックバック (0)

アート入門 第10 回 古代ローマの遺産展関連講座開催

アート入門 (1) 演題タイトル アート入門 (2) アウグストゥス広場
県立美術館では、開館以来、美術講座シリーズ「アート入門」を開催しています。
今年度の「アート入門」は展覧会内容に関連した講座シリーズを開催してきましたが、2月28日に第10回(今年度最終回!)を開催しました。
今回のアート入門は古代ローマ帝国の遺産展関連ということで、「古代ローマ帝国の遺産展の楽しみ」を演題に担当の高橋学芸員が、展覧会の開催に先駆け出品作品のスライドなどを交えながら、その見所について解説いたしました。

聴講された皆さまにお願いしたアンケートを見ますと・・・
・「とてもわかりやすくて、ローマ帝国の当時が頭の中でそうぞうしやすかったです」(10代女性)
・「古代ローマの文明がいかに発展していたのか改めてすごいと感じました」(40代女性)
・「展覧会に先立ちこのような講演(お話)を聞けて役にたちました」(50代女性)
・「古代ローマ帝国の遺産展、今から楽しみです」(60代女性)

このほかにも、たくさんのご好評をいただきました。
お忙しい中、お集まりいただいた皆さま、本当にありがとうございました!

古代ローマ帝国の遺産展は、4月10日からの開催を予定しております。
今回のアート入門に参加された方も、参加されなかった方もぜひ、展覧会に足を運んでいただければと思います!
by 普及スタッフ | 2010年3月2日 15:44 | 講演会 | トラックバック (0)

アート入門 第9回 冬コレ関連講座開催

アート入門1 アート入門2
県立美術館では、展覧会に関連した内容の講座シリーズ「アート入門」(全10回)を開催しています。
今回のアート入門は、冬のコレクション展関連。「美術の中の『春』-神話から風景へ」が演題です。
冬コレの展示を担当した池田学芸員が、絵画表現に見られる「春」を切り口に、現在展示中の工藤甲人や棟方志功の作品のほか、ボッティチェリやティツィアーノなど西洋絵画のスライドも織り交ぜながら、その表現方法の移り変わりや、そこにこめられた意味について解説しました。
聴講された皆さまにお願いしたアンケートに書かれたコメントを見ると・・・
・「画家の絵を通した内面、思想がよくわかった」(60代女性)
・「ヨーロッパ美術と工藤甲人、棟方とアイヌなどとても興味深かった」(30代女性)
・「分かりやすい解説が聴けて、春が待ち遠しくなった」(70代女性)
このほかにも、たくさんのご好評のコメントをいただきました。
本当にありがとうございます!
現在開催中の冬のコレクション展は、3月22日までとなっております。
今回のアート入門に参加された方も、参加されなかった方もぜひ、ご観覧いただければと思います。
次回のアート入門は、いよいよ最終回!
現在、好評開催中の企画展ラブラブショーに続き、この春開催となる古代ローマ帝国の遺産展について、担当学芸員がその楽しみ方や見所を紹介します(詳細はこちら)。
皆さまのご参加をお待ちしています!
by 普及スタッフ | 2010年1月24日 17:10 | 講演会 | トラックバック (0)

シンポジウム「文化芸術があおもりを変える 〜 ひと・もの・ことをどう活かすか 〜」

「あおもり」には、ほかにはない文化芸術、そしてこれらを集積し発信する美術館をはじめとした「文化芸術拠点」が数多く存在しますが、わたしたちはこれらを「あおもり」がもつ地域資源として認識し、活用できているでしょうか。
 文化芸術の振興は、まちづくりの「総合的な処方箋」であり、特に、次代を担う子どもたちに対する教育効果は絶大です。本シンポジウムでは、文化芸術が心豊かな活力ある地域社会の形成にとって極めて重要であることを再認識し、文化力の高い「あおもり」を実現するために、文化芸術の振興をどう進めていくべきかについて考えます。

日時:2010年2 / 6(土) 13:30 − 16:30
会場:青森県立美術館シアター
定員:200名・入場無料 (当日会場へ直接お越しください)
主催:文化芸術による創造のまちあおもり実行委員会
協力:あおもり芸術振興ネットワークプロジェクト研究

※詳細はこちら
シンポジウムリーフレットダウンロード
by スタッフ | 2010年1月22日 16:04 | 講演会 | トラックバック (0)

アート入門 第8回 シンポジウム 「青森/現代/美術」開催

左 中央 右
本日、アート入門を開催しました。

今回のアート入門は、「青森/現代/美術」をテーマとするシンポジウム。

県内の美術関係者にパネリストとしてご出席いただき、現在開催中の企画展ラブラブショーについては
もちろん、美術館活動やその創設の経緯、そして美術館外の活動についてなど、青森の現代美術のあり方について、それぞれの視点・立場からお話いただきました。

聴講された皆さまにお願いしたアンケートには、次のようなコメントも。

「アートというものに対する固定観念があったが、今日のアート入門で、視点が広がりました」
「おもしろい内容でした。時間が足りなかったくらいです。残念!!」

次回のアート入門は、1月24日(日)に冬のコレクション展に関連した講座を開催予定。
そして企画展ラブラブショーも現在、好評開催中です!
by 普及スタッフ | 2009年12月20日 18:28 | 講演会 | トラックバック (0)

アート入門第7回を開催しました/次回はシンポジウム開催予定です

演台 観客席
11月29日に、アート入門 エキシビション・アイズ(秋のコレクション展関連講座)を開催しました。

今回のアート入門の演題は、「20世紀の前衛美術―キュビスムからシュルレアリスムを中心に―」。
特別公開中のピカソの版画作品にちなんで、ピカソに関連の深い前衛美術などについてお話するという内容でした。

秋コレの開催期間は、12月25日までと、いよいよ残すところ1ヶ月をきりました。
ピカソの版画のほかにも、みどころがたくさんありますので、ぜひご覧いただければと思います。


次回のアート入門は、企画展ラブラブショー関連のシンポジウムを開催予定!!
「青森/現代/美術」をテーマに、県内の美術関係者が、青森のアートシーンの「これまで」と「これから」について熱く語り合います(詳細はこちら)。

みなさまのご参加をお待ちしております!
by 普及スタッフ | 2009年12月1日 16:24 | 講演会 | トラックバック (0)