遥かなるルネサンス展関連イベント「親子ギャラリーツアー」を開催しました

親子ギャラリーツアー2−1 親子ギャラリーツアー2−2 親子ギャラリーツアー2−3
8月20日(日)企画展関連企画として「親子ギャラリーツアー」を開催しました。
12名の方に参加していただきました!
ジュニアパスポート(ワークシート)を記入して、1作品鑑賞後には担当学芸員から解説を行うというものを数点行いました。ジュニアパスポートの中身は、解説パネルを見て記入するのではなく、作品を見て感じとったことを記述する内容がほとんどです。
絵画・工芸編の質問には、「塩入れ(対)」という作品を見て、「どうして、塩をこの入れ物に入れたのでしょうか?あなたなら何を入れますか?」と、あります。
参加者の方に、「何を入れたいって思いましたか?」と聞くと、宝石、ダイヤ、大切なおもちゃ、砂糖、お菓子などの答えがありました。
こんな風に一緒に来た方と話をしながら、鑑賞すると自分以外の意外な視点が発見できるかもしれません。
予定している「親子ギャラリートーク」は、以上で終了になりますが、まだまだこちらのジュニアパスポート(ワークシート)は企画展示室もぎりの横に設置しておりますので、ぜひ手にとってみてください。

7月15日(土)こどもアトリエを開催しました!

こどもアトリエ こどもアトリエ2
先月の話になってしまいますが、今回もたくさんの人に参加していただきました!
写真は、開始直後のもので、この後、部屋がぎゅうぎゅうに…⭐︎
午前中にお客様が集中した気がします。

前回に引き続き、人気のあった馬場のぼるさんの11ぴきのねこシリーズのスタンプを設置。
三内中学校美術部の生徒作品も見本として展示したりしました!
写真にあるフロアマットでは、小さいお子さんも作業していました。
ちょこんっと座っている後ろ姿が、とても可愛い感じでした♪

次回の開催は、9月23日(土)です。ぜひ、ご参加ください!!

遥かなるルネサンス展関連イベント「親子ギャラリーツアー」を開催しました

親子ギャラリーツアー 親子ギャラリーツアー2
本日、10時半に親子ギャラリーツアーを開催し、23名のお客様に参加いただきました!
参加者の方には、昨日より配布しているジュニアパスポート(ワークシート)を利用して、鑑賞を深めていただこうと親子で話をしながら記入していただいたり、担当学芸員が話す作品解説を聞いていただきました。

およそ20分程度の内容ですが、その後もお家の方と一緒に会話をしながら記入している姿が、見られてとても嬉しいですね。
学芸員の話も保護者の方は、頷きながら聞いていてくれていたので、帰ってからも話題にしたり、また別な方と来館して話しながら鑑賞していただけたらなぁと思います。

親子ギャラリーツアーは、20日にも予定しているので、ぜひご参加ください!
また、ジュニアパスポートも昨日より配布開始したばかりなので、ぜひ企画展入り口で手に取り、記入してみていただければと思います。
パスポートに関しては、下記URLをご覧ください。
http://www.aomori-museum.jp/ja/event/70/index.html

第1回こどもアトリエ開催

色塗り 色塗り2 色塗り3
少し前になりますが、今年5月27日(土)に第1回こどもアトリエを開催しました!
あいにく天候は雨模様でしたが、14名の方が参加してくれました。
馬場のぼるさんの絵本「11ぴきのねこ」シリーズのスタンプを押して色をぬったり、粘土で工作をしたりと、参加者の方には、自由に作品制作をしていただきました。

指できいろの絵具を紙にぬりぬり、次はあおで…「あれ?きいろがきえちゃった!!」
つくっているうちに新しい発見があるかも♪

第2回は今月15日(土)10:00~15:00(昼休憩12:00~13:00)に開催です。
画用紙、絵具などアトリエにあるものを使って、自分の作品をつくってみてくださいね!

※詳細は、ワークショップ「こどもアトリエ」をご覧ください。
by 普及スタッフ | 2017年7月4日 09:40 | 普及プログラム | トラックバック (0)

市民図書館連携企画「県美アートスクール 天正少年使節の見たルネサンス」を開催します

青森県立美術館では、市民図書館と連携し、アートへの理解を深めるための講座を開催いたします。
当館学芸員が市民図書館の蔵書「クアトロラガッツィー天正少年使節と世界帝国」を取り上げ、天正少年使節と彼らが訪れたルネサンス期イタリアの美術について解説します。
スライド等を用いてわかりやすくご紹介しますので、アートに興味のある方はお気軽にご参加ください。
※市民図書館で行いますので、お間違えのないようお越しください。

・日 時  平成29年1月15日(日)13:30~14:45(開場13:00)
・場 所  アウガ8階市民図書館第二会議室
・料 金  無料
・申 込  事前申し込み不要。当日、直接会場にお越しください。
・定 員  30名程度

問い合わせ先:青森県立美術館 共育普及担当(017 - 783 - 3000)
by 普及スタッフ | 2017年1月4日 13:09 | 普及プログラム | トラックバック (0)

2/20市民図書館連携企画「県美土曜ゼミ」を開催しました

会場の様子 本の紹介 講座中
今回は図書に針生一郎「修羅の画家」を取り上げ、テーマを「修羅の画家・阿部合成」に開催しました。
図書「修羅の画家」の著者である針生一郎は反戦などベースに様々な評論をしている方で2010年に亡くなるまで積極的に活動していた評論家です。作中にある阿部合成の生涯の中から、今回は代表作「見送る人々」や故郷と壁画の夢、反戦画家の烙印を押され、自身の出征体験からシベリア抑留体験、親友太宰治との交友、メキシコでの飛躍から晩年の制作に至るまでをポイントにご紹介しました。
 1938年に二科展に出品し、入選した「見送る人々」では、構図にも注目しています。ヒエロニムス・ボッシュ作「十字架を運ぶキリスト」では十字架が、見送る人々では出征を見送る旗が同じような構図で描かれている。また、この作品には阿部合成の自画像も描かれており、このように群集の顔の一部に自画像を描くことは、ボッティチェリの作品にも見られる。このように西洋美術の古典的技術も引用していることが読み取れる。
 この代表作のほかにも1937年から描いている作品には、人々の暮らしの哀しさを表現したものがあり、特に人々が列をなして歩いていくという構図を好んでいたようです。
自らの出征、シベリア抑留を経て帰国後、まもなく太宰治の死の影響もあり無頼な生活からか、更に自分の想いをぶつけたような作風になっていき、1959年から2度のメキシコ滞在を経て、技法にも変化が見られるようになります。この時代の壁画運動に影響を受けたとみられ、細かい砂や石を練り込んで画面に立体感を出している作品があります。
今回の講座では、他にも太宰治の著書「千代女」、「女性」、「風のたより」の装幀や1972年の晩年の作品も画像とともにご紹介しました。

市民図書館との連携企画として予定していた全5回ですが、本講座をもって無事に終了いたしました。回を重ねるごとに参加者の方が増え、たくさんのお客様にご来場いただきました。ありがとうございます。講座終了後にいただいているアンケートには、「また市民図書館との連携企画に期待しています」との声もあり、嬉しく思うとともに、ぜひまた実現できたらなと思います。
各回で取り上げた画家にお会いしたことがある参加者の方もいて、人との繋がりも感じます。最終回では、阿部合成の明の星高校に勤務時代に美術を教わったというお客様もおり、講座の内容を懐かしみながら聞いてくださったようでした。
また、このような機会を企画したいですね♪県美土曜ゼミにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

1月市民図書館連携企画「県美土曜ゼミ」を開催しました

本の紹介 作品紹介 会場の様子
今月は、図書に谷崎潤一郎の「鍵」、「瘋癲老人日記」を取り上げ、棟方志功と文学をテーマに解説しました。

棟方志功は多くの作家の詩や小説に挿絵、版画の題材、装丁本などを手掛け、その数は500冊以上あるとのことです。
その中には谷崎潤一郎の作品もあり、彼の小説も様々な画家たちが飾っていますが、なかでも棟方志功の作品を好んだようで、今回取り上げた図書の他に「歌々板画巻」、「夢の浮橋」など多数あります。
棟方と谷崎の関係は、谷崎の小説の挿絵や装丁の他、お互いの表札を書いたという話もあり、とても親しい間柄だったことが窺えます。

今回、聴講されたお客様のアンケートに、「挿絵と本の内容がすごくマッチしている。」「鍵の挿絵の版画は、すばらしいと思った。」と、いうご意見がありました。
ストーリーを具体的に描いた作品だけでなく、登場人物の心情が読み取れるような作品に、その話の世界観に引き込まれていく感覚があります。
この「鍵」、「瘋癲老人日記」も出版によっては棟方の挿絵が使用されていないものもあるので、ぜひ棟方の作品が使われている出版本を読んでみてはいかがでしょうか。

他にも、「志功の挿絵がこんなに多くあるとは思いませんでした。」と、棟方の挿絵を初めて知った方もいらっしゃいました。
棟方志功の挿絵や装丁本は、宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」、草野心平の「富獄頌」など、様々あります。今回取り上げた「鍵」、「瘋癲老人日記」は市民図書館の蔵書でもあります。これを機会に棟方志功の挿絵が入った図書を検索してみるのも楽しみですね♪

次回の県美土曜ゼミは、図書に針生一郎の「修羅の画家」、テーマは「修羅の画家・阿部合成」です。今年度予定している最終の回ですので、ぜひご参加ください。

青森市民図書館連携企画「県美土曜ゼミ」を開催しました

板極道の紹介 会場 会場2
今月の図書は「板極道」を取り上げ、「わだばゴッホになる~棟方志功の生涯と仕事」をテーマに当館学芸員より解説しました。
「わだばゴッホになる」と言っていたこの言葉、棟方志功の発言としてはとても有名かと思いますが、この「ゴッホ」という言葉が実は「油画」ということと同じだと思っていたという本人談や、また雑誌「白樺」に掲載されたゴッホの「ひまわり」に非常に感動したのでゴッホのように油絵を描くという話だけでなく、その白樺を見るまえから青森裁判所の弁護士控所に給仕として勤めていた棟方の先輩にゴッホの画集を見せられた頃からゴッホを知っていたのではないかなど、この言葉だけでもいくつものエピソードがありました。
他にも東京に住んでいた頃にトイレに絵を描いていた話など、今回は棟方志功の人柄を身近に感じられるようなお話が多くありました。
美術学校に通わずに、独学で繰り返しデッサンを描き練習しているなど大変な努力家の一面もあったようです。そして、海外で評価を受けた作品のスライドを見ながら解説を聞くと世界の棟方と言われる彼の作品をますます見たいと思わずにはいられません。
今回の県美土曜ゼミには、旅行で青森に来て棟方志功記念館にも立ち寄り、更に棟方志功についてもっと詳しく知りたくて会場に足を運んでくれた団体の方もいらっしゃいました。
根強いファンも多いのですね♪
また、市内からお越しのお客様も、今回初めて参加された方が多く、棟方志功について知らないことも知ることができて良かったというご意見もいただきました。

次回も棟方志功関連です。谷崎純一郎の著「鍵」、「瘋癲老人日記」を取り上げ、棟方志功と文学をテーマに行います。
ぜひ、お立ち寄りください★

青森市民図書館連携企画「県美土曜ゼミ」を開催しました

あいさつ 会場の様子 担当学芸員
11月21日(土)は図書「寺山修司劇場美術館」を取り上げ、「寺山修司―そのイメージの源泉」をテーマに開催しました。

「寺山修司劇場美術館」は2008年4月1日 (火) ~5月11日 (日)県美で開催した同タイトルの企画展のカタログでもあり、寺山修司の様々な側面(文学、写真、演劇、映画と多岐にわたる活動)をジャンルごとに紹介しているものです。
(2008年県美「寺山修司劇場美術館」http://www.aomori-museum.jp/ja/exhibition/14/)

今回の土曜ゼミではこのジャンルに沿って解説しました。文学からはじまり、ここではもう一冊「われに五月を」という図書を紹介しました。寺山文学のエッセンスが盛り込まれた図書で「作家のデビュー作にはその後の展開、作風がすべてつまっている」と担当学芸員おすすめの一冊です。こちらの図書も市民図書館の蔵書にあります。
写真の活動では、アラーキーに弟子入りした話や、演劇では天井桟敷の毛皮のマリーの話、映画では長編作、短編柵を少しずつですが映像を交えながらご紹介しました。土曜ゼミの会場には、実際に天井桟敷の舞台を観覧しにいったことがある方もお客様にいらっしゃいました。当時の作品を目の当たりにしているとは、素敵ですね!
私としては、解説を聞き、寺山修司作品をもっと見たいと思いました。もしかしたら、先入観が先行してしまう寺山修司の作品ですが、今一度彼の作品を観たいですね。

事前告知でも紹介したのですが、只今、市民図書館7階の出入口付近において、寺山修司の蔵書をまとめて置いた特設コーナーがあるのと、郷土の作家コーナー、6階のAVライブラリーにも寺山修司作品のDVD、ビデオ、CDを視聴できます。
寺山ワールドをのぞいてみてはいかがでしょうか★

青森市民図書館連携企画「県美土曜ゼミ」を開催しました

市民図書館会場入口 講座中 図書紹介
10月17日(土)アウガ8階市民図書館の第二会議室にて、図書「人間失格」を取り上げ、太宰治と青森の美術家たちをテーマに開催しました。

太宰自身も中学校の頃から美術に感心があり、現存している写真にも太宰の手に絵が描かれている紙を持っているもの、残されている作品の画像などを交えながらの解説、文学、美術のどちらに進むか迷ったほどだということを聞くと、太宰の美術に対する関心の深さがうかがえます。特に自画像を何度も描いており、今回の講座でもご紹介しました。
また、関連作家には小館善四郎(太宰の義理の弟)宛ての書簡のやりとりから当時の出来事を解説し、阿部合成と同人誌を出していたころの話などをご紹介しました。

今回、講座のなかでは「太宰と井伏 ふたつの戦後」、「ピカレスク」、「太宰治」ほか、小館善四郎、阿部合成の画集などをご紹介いたしました。こちらの作家関連の図書に関しては市民図書館8階郷土あおもりコーナーからお借りしました。貸出している図書なので、ぜひお手にとってみてはいかがでしょうか。

市民図書館と共催で行う第一回目の開催ということで、ドキドキしながらお客様をお待ちしておりましたが、用意した席は全部うまりました!たくさんの方にご参加いただきありがとうございます。次回は図書に「寺山修司劇場美術館」を取り上げ、「寺山修司―そのイメージの源泉」をテーマに開催いたします。ぜひ、ご参加ください★