福岡にて開催決定!「青森県立美術館展」!!

アルティアム ポスター
昨年はじめに、渋谷パルコで開催され話題を呼んだ「青森県立美術館コレクション展 北の異彩たち」から1年が過ぎました…。なんと、青森県美移動展の第二弾の開催が決定!な、なんと今度は福岡まで飛びます!!!
会場は、福岡市の三菱地所アルティアム(イムズ8F)。
会期は4月6日から5月26日まで。
今回は、「コレクション展」じゃなく、「美術館展」というのがミソなのです。
題して、「青森県立美術館展 コレクションと空間、そのまま持ってきます」。
展示は大きく2つに分かれ、「セクション1:建築・V.I.」では青木淳(設計者)、菊地敦己(V.I.設計者)、ミナ ペルホネン(ユニフォームデザイン)の仕事と鈴木理策による建築写真を、「セクション2:コレクション」では、今純三、工藤哲巳、沢田教一、棟方志功、奈良美智、成田亨、馬場のぼる、村上善男といった青森ゆかりの作家に加え、横尾忠則、及川正通、宇野亜喜良、土井典など寺山修司と活動をともにした作家の作品も紹介!
お近くの方、ぜひこの機会に青森県立美術館の魅力に触れてみてください。
詳細は追ってお伝えいたします。
まずは速報ということで☆お楽しみに!
by スタッフ | 2013年3月4日 11:13 | 学芸 | トラックバック (0)

トヨダヒトシスライドショーまであと2週間

toyoda slide show
先日お知らせした写真家・トヨダヒトシさんのスライドショーがいよいよ2週間後にせまってきました。参加の申し込みを受け付け中ですので、まだの方はぜひぜひ。
 今回は写真評論家の飯沢耕太郎さんの美しい文章を引用させていただき、トヨダさんの写真の魅力をご紹介いたします。

「トヨダヒトシの作品について語るのはむずかしい。
だが僕の知る限り、世界で一番真剣に写真と向き合い、
その思考を形にしようと試みているのは彼だと思う。
彼のスライドショーを見る者は、ただひたすら、
生まれてはすぐに消えていく映像と向き合わなければならない。
その数十分の間に、おそらくあなたの写真観、世界観には、かすかなひび割れが生じるだろう。
そしてそれはショーが終わり、家路につき、日々の暮らしに戻り、
何日も何カ月も過ぎたあとでも、
なおも少しずつ少しずつ大きく広がっていく。
そして気がつくと、何か取り返しのつかない事態が起こってしまったことに、
否応なしに気づかされるのだ。
トヨダヒトシの作品を見るのは危険だ。
だがそれはうっとりするような抗し難い魅力も備えている。
見ないで済ませてもいい。
だが、見るべきだと思う。」
飯沢耕太郎 (写真評論家)

スライドショーの詳細はこちら
by 学芸 高橋 | 2012年6月15日 16:53 | 学芸 | トラックバック (0)

写真家・トヨダヒトシのスライドショーを開催!!

toyodaslideshow
ニューヨークと東京を拠点に、スライドショーという形にこだわりながら活動する写真家・トヨダヒトシの上映会を開催いたします。
 映像日記ともよばれるトヨダの写真が映し出すのは、ニューヨークのフラットでのささやかな食事、闘病中の母親について通った病院、一時生活をともにしたアーミッシュの村の人々など、写真家が生きてきた日々の出来事です。
 これまで、ニューヨークの教会、東京都現代美術館や横須賀美術館といった首都圏内の美術館や廃校の校庭などを会場にスライドショーを開催してきたトヨダですが、東北初上陸の今回、舞台に選んだのは、美術館のとなりにある三内丸山縄文遺跡の竪穴式住居です。
 五千年以上前の人の気配を漂わせる竪穴式住居の中で、トヨダの生きた時間はどのように映し出されるのでしょうか。
 初夏の夕暮れのひと時、縄文遺跡に流れる特別な時間をあじわってみませんか。

会場: 三内丸山縄文遺跡 大型竪穴式住居内 (定員50名)
*入場無料、要申込

【プログラム】
2012年 6月29日(金) 開始 18:00 - 終了(予定) 19:05
ゾウノシッポ (1999年 / 35ミリ・スライドフィルム / 35分 / サイレント)
2012年 6月30日(土) 開始 18:00 - 終了(予定) 19:20
白い月 (2010年 / 35ミリ・スライドフィルム / 50分 / サイレント)
2012年 7月1日(日) 開始 18:00 - 終了(予定) 19:50
黒い月 (2011年 / 35ミリ・スライドフィルム / 80分 / サイレント)

 詳しくはこちら
by 学芸 高橋 | 2012年5月23日 13:14 | 学芸 | トラックバック (0)

八角堂のレモン

lemonbyHiroshiSugito lemon2byHiroshiSugito
開催中の美術館南側にぎわい創出プロジェクト「the south side プロジェクト」についてお話しするシリーズ。3回目で最終の今日は、現在、八角堂の上に設置しているシンボルオブジェについてです。

美術館南側(八角堂側)のスペースの魅力を、より多くの人に知ってもらうこと、それは今春開催を予定されていながら東日本大震災の影響で中止になった「青木淳×杉戸洋 はっぱとはらっぱ」展の中心的なねらいのひとつでした。この展覧会では、青森県立美術館を設計した建築家・青木淳さんと、現代アートシーンで活躍する画家・杉戸洋さんとが、美術館内だけでなく敷地全体を使って、展示を構成することが計画されていました。その中で、八角堂にのせることを想定して二人が制作したのが、この巨大なレモンのバルーンでした。

「はっぱとはらっぱ」展では、このバルーン以外にも八角堂の背後の草原に三角屋根の小屋を建てたり、赤レンガの倉庫の上に炎型のオブジェをとりつけたり、美術館の敷地をキャンバスにみたて、視覚的なアクセントをつけながら、周囲の環境にとけこんだ美術館のあらたな風景に目を向けてもらうことが意図されていました。

上のレモンのある風景の写真は、杉戸洋さんが撮影してくれたものです。レモンのある風景をセザンヌの静物画になぞらえて語っていた杉戸さん。八角堂のレンガの赤、空の青、美術館の壁の白、林や草原の緑と色彩的バランスをとるレモンの黄の効果や、草原の斜面や美術館の建物のラインの中でレモンの有機的な形がもつ造形的な役割がうかびあがってきます。

自然の中に幾何学的な形態を見出し、キャンバス上の色彩の響き合いに注意をはらったセザンヌ。開催中の印象派展にはセザンヌの風景画が展示されています。レモンのある風景とセザンヌの風景画、どちらにも自然の中に造形美を探究する画家の思いが反映されています。

「the south side プロジェクト」も残り三日となりました。最終日にはレモンのある八角堂周辺の秋の夕暮れを楽しんでいただく、吹奏楽の演奏会や奈良美智ショートスライドショウなどのクロージングイベントも企画されておりますので、ぜひご来場ください。
by 学芸 高橋 | 2011年10月7日 21:21 | 学芸 | トラックバック (0)

もぎ店「津軽の味・喫茶部 レモン」

津軽の味・食堂部 もぎ店内 店内かざり
開催中の美術館南側にぎわい創出プロジェクト「the south side プロジェクト」についてお話しするシリーズ。2回目の今日は、現在、地下1階で開いているもぎ店「津軽の味・喫茶部 レモン」についてです。

青森県立美術館の敷地に隣接する青森県総合運動公園の入口に一軒の食堂がありました。名前は「津軽の味・食堂部」。戦後まもない時期に青森市新町で創業し、60年以上にわたり営業を続けてきた食堂です。新町から現在の場所に店舗が移転したのは、昭和38年。運動公園の建設工事が始まったのとほぼ同じ時期でした。

運動公園の歴史とともにあゆんできたとも言えるこの食堂ですが、今年6月末に店主・工藤嘉巳(よしみ)さんが急逝したことで、閉店を余儀なくされました。

競技で運動公園にやってくるスポーツマンたちはもちろん、タクシーの運転手さんから、近所の子供たちまで、広く地域の人々に愛されたこの食堂。青森市民の中には、青春時代、運動公園での試合に勝った喜びや負けた悔しさとともに、ここですすったラーメンの味をおぼえている人もきっといることでしょう。

長年営業を続けるこの店には、少年時代に通いつめていた子が、大人になって自分の子どもを連れて訪れることもたまにありました。店主の工藤さんは、そんな再会を何よりも喜びとしていました。

5年前に青森県立美術館が開館してからは、食堂は熱心な美術館のサポーターとなってくれました。展覧会のチラシをラミネート加工した上で、一台一台のテーブルの上に置いてくれたり、美術館への進路の案内看板を出してくれたり、平成21年に企画展「ラブラブショー」を開催したときは、「ラブラブラーメン」という特別メニューまで開発してくれたのです。

今年3月に起こった東日本大震災を通じて、コミュニティの絆の大切さを思い知らされる昨今、「津軽の味・食堂部」の地域に根ざした営み、そしてそれを可能にしていたお店のたたずまいに、あらためて目をむけてみたいと考えました。

店主と二人三脚で店をきりもりしてきたパートナー・栄子さんのご協力を得て、食堂内にあった一部の装飾品をお借りして「レモン」店内を飾りつけました。また目玉メニューの「“あおもり犬”ホットドッグ」は、店主の工藤さんがアイデアを抱き続けていたものでした。

「津軽の味・食堂部」が私たちにくれたあたたかい時間を、ここで少しでも再現できたら、と思っています。

*もぎ店の営業は10/10までの土、日、祝日となっております。残すところあと4日となりましたので、ぜひご都合つきましたら、ご来店くださいませ。
by 学芸 高橋 | 2011年10月1日 15:47 | 学芸 | トラックバック (0)

「ミナ ペルホネンと青森県立美術館の制服」

制服展示1 制服展示2 制服展示3
現在当館では美術館の南側の施設のにぎわい創出をねらいとしたthe south side プロジェクトを実施中です。今日から3回にわけて、このプロジェクトのことをお話ししていきたいと思います。
 1回目の今日は、ワークショップ前の廊下にある「ミナ ペルホネンと青森県立美術館の制服」の展示コーナーについてです。
 青森県立美術館がファッションブランド、ミナ ペルホネンのデザイナー・皆川明さんにフロアスタッフの制服を依頼したのは2009年のことです。初めて「制服」というジャンルに挑戦してくれた皆川さんは、かたいイメージのある制服の印象を刷新するようなデザインを考えてくれました。
 美術館のサインや建物の魅力を深く理解する皆川さん。サインマークから少しグレーがかった水色を、館内の土の空間からブラウンを取り出し、ファブリックのカラーとしました。また刺繍には、「ミナ ペルホネン」の初期の代表的な柄である「タンバリン」を使って「ミナ」らしさを出しています。そうしてできた生地を贅沢に用いて、あたたかで、ゆったりとして品格あるデザインに仕立てました。
 そのどこか保母さんの上っ張りを思わせる親しみやすさとやわらかさは、これまでの「制服」の概念を大きく変えるものでした。
 来館者の方々から、そして着用するスタッフから愛されて、今年で三年目をむかえるこの制服ですが、使われ続けることで、少しずつ生地にほつれが出てきました。
 その修繕について皆川さんにご相談したところ、大胆なリメイクプロジェクトを提案してくれました。その手法は「パッチワーク」。
 皆川さんはこのプロジェクトについて、こんな言葉を寄せています。

「日本人は昔から衣類は何度も直して着続けてきました。東北地方ではその中でこぎん刺しなどの刺し子の美しい文化も生まれ育んでこられました。物を大切に長く着続けることで一着一着の個性が生まれる、そのような日本の習慣に見習って今回の制服リメイクプロジェクトは生まれました。」

 皆川さんがこれまでに創りだしたさまざまなファブリックの端切れが、新たな生命を得て、美術館の制服に息づこうとしています。そしてそれはそのまま美術館の個性を形作る大事なものとなっていきます。
 「パッチワーク」の制服は、10月下旬の今和次郎展からスタッフが着用いたします。
by 学芸 高橋 | 2011年9月24日 14:21 | 学芸 | トラックバック (0)

10月10日、奈良美智ショートスライドショウ開催決定!!

「光を描く 印象派展」の最終日で、「the south side プロジェクト」の最終日でもある10月10日、クロージングイベントとして、奈良美智さんのショートスライドショウの開催が決定いたしました。このスライドショウは、東日本大震災による被災地の支援プロジェクト、kizunaworld.orgのために奈良さんが制作したものです。10月11日からのインターネット上での配信に先立ち、青森県立美術館で特別先行上映いたします。

・日時: 2011年10月10日(月・祝)  17:15-17:30
[所要時間3分50秒の同じスライドショウを上記の時間帯で、3回繰り返して上演いたします。]
・上演作品: 奈良美智「studio days」(3分50秒)
 *作家ご本人は来場いたしません
・観覧料: 無料
・場所: 青森県立美術館屋外スペース(奈良美智作八角堂周辺)

上映会当日、大好評の「“あおもり犬”ホットドッグ」を味わえるもぎ店「津軽の味・喫茶部 レモン」は時間を延長して営業いたします。

奈良美智さんの八角堂前の白い壁面を利用した巨大なスクリーンでお楽しみにいただくスライドショウ、ぜひご来場ください。
by 学芸 高橋 | 2011年9月23日 16:16 | 学芸 | トラックバック (0)

NHK日曜美術館で「孤高のフィルム 写真家・小島一郎の津軽」放送決定!!

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2009年に当館で回顧展を開催してから、静かなブームとなりつつある青森県出身の写真家・小島一郎がNHK「日曜美術館」に登場します。

3/6(日) 午前9:00-10:00 NHK「日曜美術館」: 「孤高のフィルム 写真家・小島一郎の津軽」
3/13(日) 午後8:00-9:00 [再放送]

本日(2/23)発売の「NHKウィークリーステラ」でも特集が組まれています。

現在開催されている当館の「冬のコレクション」では40点の写真を展示しております。3/21まで開催されていますので、オリジナルプリントの迫力をぜひ味わってみてください。
by 学芸 高橋 | 2011年2月23日 19:01 | 学芸 | トラックバック (0)

4月からの青木淳×杉戸洋展、タイトルは「はっぱとはらっぱ」!!!

青木淳×杉戸洋展実行委員会
昨日開催された実行委員会で、今年春に実施される青木淳×杉戸洋展(仮題)の正式名称が決まりました。

青木淳×杉戸洋
はっぱとはらっぱ

期間は4/23-6/12です。
詳しくは特設ページをごらんください。
みなさまどうぞお楽しみに!
by 学芸 高橋 | 2011年1月21日 13:19 | 学芸 | トラックバック (0)

夏のコレクション展 オープンしました!

夏コレ
本日6月30日から「夏のコレクション展」がスタートしました。
「×Aプロジェクト:上田信のイラスト世界」、「澤田教一 安全への逃避」、「成田亨 怪獣デザインの美学」、「棟方志功 躍動する神仏」が春コレから大きく展示替え。
通年開催の「奈良美智インスタレーション」と「寺山修司幻想写真館」も一部展示をリニューアル!
「マルク・シャガールによるバレエ『アレコ』の背景画」はもちろんのこと、「没後20年 工藤哲巳 前衛芸術家の魂」も春コレに引き続き公開中です。
青森の生んだユニークな表現の数々をお楽しみください。

さらに!7月10日からの企画展「ロボットと美術」展にあわせて「こども美術館デー」もスタート!
なんと小中学生は全館無料となります。
さあ、夏休みの思い出作りに、青森県美へレッツゴー!!
by 学芸 工藤 | 2010年6月30日 20:19 | 学芸 | トラックバック (0)