拓本 色づけ ステンドグラス
去る10月11日に、ワークショップ「2000年後のステンドグラスを作ろう!」を行いました。
ただの「ステンドグラス」ではありません、「2000年後のステンドグラス」とは?
作業のステップ1は拓本です。身近な物を現代の象徴と考え、2000年後の人の立場から、身の回りにある物のかたちを和紙に写し取りました。これで2000年後にあらわれた「紙の化石」のできあがりです。
ステップ2は、「紙の化石」への色づけです。2000年後の未来をイメージして、絵の具で自由に色をつけました。
このとき、「紙の化石」の裏から色をつけるのがミソ!これは仏画や日本画で使われる手法で、版画では棟方志功さんが初めて手がけたといわれています。そこで、絵の具が乾くまでの間、美術館の棟方志功展示室に飾られている、裏彩色を施した作品を鑑賞しました。
こうして完成した作品を、参加してくれた子どもたちには持ち帰るのをちょっと我慢してもらい、美術館1階のコミュニティーホールの窓に貼り付けたところ・・・まるでステンドグラス!「2000年後のステンドグラス」の完成です。この展示は、12月末まで続ける予定です。今年のクリスマスは、美術館のコミュニティーホールで2000年後の世界に思いをはせながら過ごすのはいかがでしょうか。
また、色をつけた「紙の化石」を絵手紙にして、なんと!棟方志功展示室に展示します。裏彩色を使って子どもたちが作った作品を、棟方志功さんもきっと喜んでくれることでしょう。

子どもたちが色づけしたように、2000年後の世界がばら色でありますように。
by 普及スタッフ |  2008年10月14日 16:33  | アートイン三内丸山遺跡

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