先日(7/1)、展示替えの模様をお知らせした奈良美智+grafの「ニュー・ソウルハウス」のリニューアルが無事終了、昨日オープンしました。今回のリニューアルでは、小屋の桟橋とテラスの間に、新しい構造体が覆いかぶさる形で、増築がなされています。たくさん使われた窓と、パステル調のやわらかな色で塗装された壁のせいで、何か巨大な灯篭が小屋に降りかかってきたようです。小屋の内部と周辺には、青森県立美術館コレクションと作家からの寄託作品が、あわせて約100点展示されています。ビルボードペインティングや壁画といった最新の絵画と、1980年代後半から90年代のドローイングやキャンヴァスなどの過去の作品を同時に見ることで、奈良美智というアーティストの仕事の厚みを実感することができます。
 また昨日は、奈良美智さんとgrafの豊嶋秀樹さんのお二人によるトークセッションも開催されました。スペイン、インドネシア、最新のイギリスでの展覧会まで、近年のYNG(Yoshitomo Nara + graf)の歩みを、たくさんの画像で知ることができました。「A to Z」展(弘前市、2006年)以降の小屋の作品に見られるわずかな、しかし、着実な変化の中に、YNGのコラボレーションの成熟が映し出されているようでした。
 この暑い夏、さらにアツさをましたニュー「ニュー・ソウルハウス」を体験しに、皆様ぜひ青森県立美術館へ。
by 学芸 高橋 |  2008年7月20日 12:51  | 学芸

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