プロジェクト紹介 漆を使用した作品 COMPANYの紹介
 昨年度から始まった若手アーティスト支援のためのプロジェクト「PHASE(ファーゼ)」。昨年と今年は、美術家・奈良美智氏のディレクションのもと、八角堂を舞台に開催しています。今年度の展示はフィンランドと韓国のアーティストによるユニット、「COMPANY(カンパニー)」の作品です。世界各国で、その土地の伝統的な工芸を題材に独自のデザインワークをつくりあげるこのアーティストたちによる今年のプロジェクトについて、担当学芸員が準備から開催までを紹介しました。

このゼミでしか聞けない「COMPANY」の二人が青森の地でどのように文化を体験したかというお話や作品が展示されるまでのストーリーがまた一層作品の魅力が増したように感じます。
彼らの魅力は作品のコンセプトからも伝わってくるのですが、人との関わりのなかで感じるあたたかさ、伝統工芸品に宿る力強さをよく感じ取っていて、それが作品の中に強く存在していることが伝わるような展示です。それが青森の地に根ざした人や文化だということが、とても嬉しく思いますね。
講話のあとには、実際に八角堂に展示中の作品を鑑賞しに行き、作品に制作の際のお話も聞くことができました。彼らと青森県内の職人の方と協力して完成された作品は、彼らが実際に身に付けて撮影された動画とともに楽しむことができます。

この記事に掲載している真ん中の写真は、漆が使用されている作品です。作品をよく見ると写真ではわかりづらいのですが、反射ではなく、表面の漆を少しやすりがけを施して、下地に使用している銀をだしている作品なのです。ぜひ、間近でご覧ください!

八角堂での「COMPANY」の作品は9月13日(日)まで無料で観覧できます。また、常設展示室内にも「COMPANY」の作品を展示しておりますよろしければ、あわせてご鑑賞ください♪

「PHASE2015」に関しては、下記URLをご参照ください。
http://www.aomori-museum.jp/ja/exhibition/68/index.html
by 普及スタッフ |  2015年8月8日 15:37  | 普及プログラム

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