解説の様子 解説の様子2
外は吹雪とあいにくの悪天候でしたが、土曜ゼミに足を運んでいただいたお客様のおかげで、今回も無事に開催することができました!まことにありがとうございます。
今回のテーマは「今和次郎と東北」。
弘前市に生まれた今和次郎は、「考現学」の創立者として知られるとともに民家研究の分野でも重要な足跡を残しました。
今回の話では、今和次郎の著書について、設計した3階建ての建物に実際に人が住んでみた結果や弟の今純三にも触れていました。
ゼミの終盤では、以前、青森県立美術館のシアターで上映した20分ほどの映画も観ることができました。

映画の中には、戦前の農村の民家の造りや、そこで住む人々の生活環境、またある家庭の主婦が朝4時半に起床してからお膳の支度がおわる6時半までの2時間の敷地内の動線についてという大変興味深い内容もありました。
動画によって、その動線を敷地の見取り図上に白線で追っていくと、部屋の中心が白くなるほど行き来している様子が見て感じ取ることができました。その採集・分析した内容を、農村の村長や先生方と話合い、大工などの作り手の協力もあり家屋の造りが変わっていったのです。ねま(寝間)にはカーテンがつけられたり、流しにも大きな窓や食器をしまう戸棚など作られていきました。
映像を見ていると、とても大きな変化に感じられます!
弘前市博物館では「つがる考現学」を開催中ですね。どんな内容なのか興味がわいてきます♪

お客様の中には、今月のテーマに興味をもって、初めて土曜ゼミに参加された方もいらっしゃいました。
とても嬉しいことです!ありがとうございます!
by 普及スタッフ |  2014年12月13日 18:08  | 普及プログラム

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