ぼちゃん! ぱらぱら! 制作
めずらしく梅雨らしい天候となった6月23日(土)、
6月のキッズルームおはなし会を開催しました。
こども23人、おとな17人が集まった今回のテーマは「体で遊ぶ」。
絵本も、体を動かしたり、意識できるものを選びます。

最初の一冊目は「かお かお どんなかお」(柳原良平)
1ページに顔がひとつ描かれていて、
ページをめくるたびに「おこった顔」「ないた顔」「こまった顔」「いい顔」
切った色紙を組み合わせて表現された様々な顔があらわれます。

2冊目は「あくび」(中川 ひろたか文・飯野和好絵)
あくびって不思議とうつる・・・経験したことないですか?
画面いっぱいに描かれたユーモラスな動物(人)たちが次々とあくびをしていきます。
最後は絵本を見ている皆もあくびをして、最後の絵本へ。

「せかいいちおおきなうち」(レオ・レオニ)はちいさなかたつむりのお話。
小さなうち(殻)を背負ったちびかたつむりがお父さんに言います。
「ぼく、おおきくなったら、せかいいちおおきなうちがほしいな」
ちびかたつむりは体を動かして、うちを大きくする方法を見つけます。
どんどんおおきくなったうちを見て、蝶々も蛙もびっくり!
「たしかに、きみのうちはせかいいちだよ」仲間のかたつむりも言います。
けれど、うちが大きくなりすぎたちびかたつむりは動けなくなって・・・
レオ・レオニの絵本は、自然の摂理と教訓を伝えてくれます。

今日の創作体験は、テーブルに敷き詰められた白い大型画用紙に
絵具バケツに用意した色水で、手を使って絵を描きます。
遠慮して指先だけ色水につけたくらいではすぐに色が吸い込まれてしまいます。
だんだんとダイナミックになってきたこども達。
手ごとバケツにちゃぼん!と漬ける子、
5本の指で雨が降っているような線を何本も描く子、
滴をとばして点々をちりばめる子、
紙の上で色を混ぜ合わせて手のひらで塗りたくる子、
見守るお母さん達の立ち位置がだんだん遠くなります。(だって汚れてしまうから!)
でも、「家だとできないから、ここで存分にやってほしい」というお母さんの言葉に頭が下がります。

上手に描こうとする前に体験しておきたいこと、
美術館でしかできない体験を提案していけたらと思っています。


次回のおはなし会は
7月28日(土)11:00-12:00
テーマは「飛行機」です。
予約不要、参加無料、キッズルームに直接おこしください。
by 普及スタッフ |  2012年7月3日 18:36  | 普及プログラム

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