創作 足 鑑賞
暑かったり寒かったりの季節の変わり目。
6月25日はお天気を心配していましたがちょうどよい気温と薄曇の空。
ワークショップルームを出たところにある屋根付きの創作ヤードで
創作をすることにしました。

先月に引き続き、絵本の読み聞かせは展示室Hで。
馬場のぼるの原画に囲まれて、ねこの顔型じゅうたんも
すっかりおなじみになりました。
今日のテーマは「体で遊ぶ」。絵本もテーマに沿って選びます。
最初は「できるかな?あたまからつまさきまで」(エリック・カール作)。
様々な動物の動きを「できるかな?」「できるよできるよ」と、
子ども達と一緒に真似してみます。
2冊目は「かさ」(太田 大八作)。
モノクロで描かれた背景に赤い傘の女の子がひとり。
文字がなく、ストーリーや見方が読み手に委ねられる絵本は、
敬遠される方もいるのですが、実は親子の語らいが深くなる気がします。
最後は「わたしのて」(ジーン ホルゼンターラー、ナンシー タフリ作)。
「わたしのては・・・・・することができる」
このフレーズがずっと続きます。
そして「わたしのては、おはなしすることができる」と。
スタッフの手話を交えて楽しみました。

読み聞かせでは主に「手」を使いましたが、創作では「足」を使います。
「今日の創作は汚れます!が、子ども達を叱らないでください!」と
おことわりをしてから、いざ出陣!
創作ヤードの床に貼り付けた長~い障子紙の上を、
足に絵具をつけて歩き回ります。
最初は恐る恐るだった子ども達でしたが、あっという間に
赤・青・黄色の足型が障子紙をうめていきます。
足についた絵具の、ぬるっとした感触。
きもちいい!!何コレ!
あまりに楽しそうな子ども達につられて、参加するお母さんも!
足跡のうえに足跡が重なって、絵具が混ざり合って、
色のグラデーションをつくりあげます。
30分ほどで、完成形を意図しない作品が完成しました。
足を洗った後で、子ども達と作品を鑑賞します。
「ちょうちょがいた!」
「怪獣に見えるよ」
「お花咲いてる。ココ。」
「甘い匂いする・・」

現代アートの中には、創作する行動そのものが作品とされるものもあります。
実は、弘前出身の前衛芸術家・工藤哲巳の作品にも、
今回のような足型の作品があるのです!
頭で考えない、体で感じること、心を開放すること。
キッズルームおはなし会では、子ども達にそんな体験を
たくさんしてもらいたいと思っています。

次回のおはなし会は7月23日(土)10:00~15:00
時間内にいつ来ても参加できる内容を計画中です。
汚れても良い服装でおいで下さい。
会場はHPや当日の貼紙等でご案内します。
by 普及スタッフ |  2011年6月29日 08:40  | 普及プログラム

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