菅原一剛写真展「発光」

2023年1月7日(土) ━ 1月29日(日)

一般開催 終了
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菅原一剛写真展「発光」

菅原一剛写真展「発光」

菅原⼀剛⽒は常に「光」を捜している。雪の中の光、⻘森の⾃然の中にある光、発掘された⼟器が放つ光。そして、やがて資源として⽣まれ変わる資源ゴミの可能性という光もある。

⻘森には「印象としての光」が多数存在する、と菅原⽒は⾔う。

そんな語られていない「⻘森の光」を約20年に渡り撮影し続けた写真の数々で構成された写真展を菅原⽒は「発光」と名付けた。

⻘南商事50周年を記念するとともに、そのうちの⻑きに渡り⻘森に通い、捉え続けてきた⻘森の光を、「⽩い光」「津軽」「再⽣」の3部構成にて展⽰。それぞれの写真に合わせ、グラスプリント、ホワイトプリント、典具帖紙プリントなど、様々な技法で表現することで、菅原⼀剛⽒が⻘森の地で感じた「光」の印象を再現する。

特設サイト

開催概要

会期

2023年1月7日(土) – 1月29日(日)

開館時間

9:30 – 17:00(入場は16:30まで)

主催

菅原一剛写真展実行委員会

協賛

株式会社青南商事

後援

東奥日報、陸奥新報、青森放送、青森テレビ、青森朝日放送、エフエム青森、川口印刷工業

会場

コミュニティギャラリーA,B,C

入場料

無料

お問い合わせ

菅原一剛写真展実行委員会 事務局
Tel:03-4283-5585

展示内容

第1章 白い光

写真家・菅原⼀剛⽒が2006年から⻘森に通い続け撮影してきた「津軽」。そこには津軽に根付いた⽇本的な美と、雪国の「あたたかさ」がある。世界初となる“⽩⾊”のみでプリントされた「ホワイトプリント」と湿板写真の技法を⽤いた「グラスプリント」による真冬の幻想的な津軽を展⽰する。

第2章 大切な光

菅原⼀剛⽒が撮りためた、100点以上にも登津軽の地吹雪の中の光の写真たち。その中から、選び抜いた⼀連の写真群を8×10の「ゼラチンシルバープリント」にて展⽰。

第3章 新しい光

⻘森県津軽市の⻲ヶ岡遺跡は、縄⽂時代晩期に、北海道南⻄部の渡島半島から東北地⽅⼀円に盛⾏した⻲ヶ岡⽂化の集落遺跡のひとつであり、学術的価値の⾼い精巧な⼟器や漆器などの⼯芸的な遺物が発掘されている。菅原⼀剛⽒は遺跡のかけら⼀つ⼀つを丁寧に集め、⼟器を現代に復元していく過程と、資源ゴミを丁寧かつ正確に分類し、品質の⾼い新たな資源として再⽣する⻘南商事の営みを重ねて⾒つめる事で、「再⽣」の本質に問いかける。

関連企画

ギャラリートーク

2023年1月7日(土)  15:30 – 16:30

写真家 菅原一剛氏 × キュレーター 太田菜穂子氏