イベント

オンライン勉強会「蓑虫山人とみる夢」vol4開催のお知らせ

2022年11月27日

SHARE
オンライン勉強会「蓑虫山人とみる夢」vol4開催のお知らせ

オンライン勉強会「蓑虫山人とみる夢」vol4開催のお知らせ

青森県立美術館では、美術館と地域の協働を通じて、ミュージアムの社会交流施設としての可能性をひらくアートプロジェクト「美術館堆肥化計画2022」に取り組んでいます。

事業の一環として幕末明治の「観光家」蓑虫山人が県内で構想したミュージアムのような場所-「陸奥庵」を手がかりに、これからの地域とミュージアムの関係を皆で考える勉強会「蓑虫山人とみる夢」を行います。vol4となる今回は寺山修司記念館学芸員・広瀬有紀氏を講師にむかえ、寺山修司の美術館の「内」と「外」をめぐる考察を主な手がかりとして、これからのミュージアムのあり方を考える時間をつくります。参加無料/要事前申込。ぜひご参加ください!

Vol.4 美術館の「内」と「外」 -寺山修司のミュージアム論から

参加無料・要事前申込

[日時]12月4日(日)14:00-15:00

[講師]広瀬有紀(寺山修司記念館学芸員)

[内容]蓑虫山人と三沢の要人・広沢安任らによるミュージアムのような場所「陸奥庵」の構想からおよそ100年後の1981年。三沢ゆかりの劇作家・寺山修司による『美術館=忘却の機会』と題した美術館論が雑誌『美術手帖』に掲載されました。本稿で「鑑賞者の体験によって『成らしめられる』無名の形態」と再定義された美術館を、現在の美術館はどこまで実現できているのか。劇場や都市といった内外を自在に往還した寺山にとってのミュージアムを振り返り、これからのミュージアムを構想する一時間です。

 

ひろせ・ゆき=2015年から寺山修司記念館学芸員。寺山を中心に「昭和」を勉強中。記念館でのこれまでの主な担当企画展に「寺山修司の不思議図書館」、「寺山修司の1969 ~アジテーションの時代~」、「オリンピックと寺山修司~スポーツと芸術が交差するとき~」「寺山修司のラジオドラマ」等。

申込方法

メールタイトルを「蓑虫山人勉強会申込」として下記のアドレスまでお申し込みください。お申込みいただいた方には、後日当館から受付完了とともに参加方法詳細を記したメールをお送りいたします。

taihika@aomori-museum.jp

※メール本文には参加される方の「氏名」「メールアドレス」「参加を希望する回」をご記載ください。

※本勉強会はZoomを介した招待形式で行われます。参加はPC、スマホ、タブレットから可能ですが、事前にZoomのアプリを下記URLからダウンロードしていただく必要がございます。

https://zoom.us/download

※ダウンロードが難しい方は後日、勉強会の様子を文字起こししたものを本ページで公開いたしますので、そちらをご参照ください。