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オンライン勉強会「蓑虫山人とみる夢」vol3開催のお知らせ

2022年11月16日

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オンライン勉強会「蓑虫山人とみる夢」vol3開催のお知らせ

オンライン勉強会「蓑虫山人とみる夢」vol3開催のお知らせ

青森県立美術館では、美術館と地域の協働を通じて、ミュージアムの社会交流施設としての可能性をひらくアートプロジェクト「美術館堆肥化計画2022」に取り組んでいます。

事業の一環として幕末明治の「観光家」蓑虫山人が県内で構想したミュージアムのような場所-「陸奥庵」を手がかりに、これからの地域とミュージアムの関係を皆で考える勉強会「蓑虫山人とみる夢」を行います。vol3となる今回は事業参加アーティストの一人であるアート・ユーザー・カンファレンスを講師にむかえ、彼らが運営するプロジェクト《ジェネラル・ミュージアム》とその青森での展開について紹介します。参加無料/要事前申込。ぜひご参加ください!

Vol.3「墓という距離 -《ジェネラル・ミュージアム》をめぐって」

参加無料・要事前申込

[日時]11月27日(日)14:00-15:30

[講師]アート・ユーザー・カンファレンス

[内容]「美術館堆肥化計画」にてアート・ユーザー・カンファンレンスが取り組む《ジェネラル・ミュージアム|墓》について紹介します。青森県新郷村にあるキリストと弟イスキリの二つの墓をモチーフにして展開する今年の屋外看板の実例から、既存のミュージアムを問い直し、社会、宗教、科学、芸術を総合的に捉えたミュージアムのあり方を考えます。

 

An Art User Conference=2014年設立。創作や研究、キュレーションやマネージメント、鑑賞といったアートを巡る様々な関係者、そしてユーザーの声によって運営されるアートコレクティブ。作者や鑑賞者、批評家、キュレーターなどと異なる「user(使い手)」という立場から、既存の芸術概念の問い直しに基づくネオ・コンセプチュアルな作品やアートプロジェクトを展開。主なプロジェクトや展覧会として、アースワークの先駆者である故R.スミッソンを「作者」として「架空に使用」し、作品を展開した「宮城でのアース・プロジェクト-Robert Smithson without Robert Smithson」(風の沢ミュージアム,宮城,2015)。過去と未来の事物を芸術資源として同等に使用する「未来芸術家列伝」。東京都八王子の住宅街に面した森で新たな公共圏=ミュージアムを構想、実践するべく同時開催されたジェネラル・ミュージアムによるコレクション展「コラージュ、カムフラージュ」+企画展「dis/cover」(2022)等。

キリストと弟イスキリの並ぶ墓(新郷村)の写真に重ねた「ジェネラル・ミュージアム|墓」のプラン

キリストと弟イスキリの並ぶ墓(新郷村)の写真に重ねた「ジェネラル・ミュージアム|墓」のプラン

申込方法

メールタイトルを「蓑虫山人勉強会申込」として下記のアドレスまでお申し込みください。お申込みいただいた方には、後日当館から受付完了とともに参加方法詳細を記したメールをお送りいたします。

taihika@aomori-museum.jp

※メール本文には参加される方の「氏名」「メールアドレス」「参加を希望する回」をご記載ください。

※本勉強会はZoomを介した招待形式で行われます。参加はPC、スマホ、タブレットから可能ですが、事前にZoomのアプリを下記URLからダウンロードしていただく必要がございます。

https://zoom.us/download

※ダウンロードが難しい方は後日、勉強会の様子を文字起こししたものを本ページで公開いたしますので、そちらをご参照ください。