アート入門（3月）の実施について

1　趣旨
県立美術館では、一般の方を対象に本県ゆかりの作家や収蔵作品等について当館学芸員がわかりやすく解説をする「アート入門」を毎月第2水曜日に開催しています
3月は、現在開催中の常設展示第4期で紹介している青森の創作版画誌を取り上げます。

2　概要
テーマ/「青森の創作版画誌をめぐって」
明治末におこった創作版画運動は昭和初期には日本各地にまで波及し、地方において版画制作に情熱を傾ける多くの若き版画家達を輩出しました。戦前期の青森においても、青森中学校の生徒が中心となって版画同人誌が刊行されましたが、その誌面には、後に青森県を代表する版画家として活躍することになる佐藤米次郎や関野凖一郎をはじめとして、多くの若者達の版画作品が掲載されました。急速に戦時色を帯びていく直前の僅かな期間、版画に夢を託した青森の若き版画家達の活動を、日本近代版画史の流れを概観しながら振り返ります。

日時/3月12日(水)14:00-15:00

場所/県立美術館シアター

講師/板倉容子（青森県立美術館学芸員）

対象/一般　定員220名

参加料/無料

3　参加申込　
電話、Faxでお申し込み頂くか、当日会場に直接お越し下さい。
青森市大字安田字近野185　青森県立美術館教育普及担当
Tel 017-782-1919 　Fax 017-783-5244