プレスリリース

『寺山修司 劇場美術館:1935~2008』前売開始及び関連企画の開催について

2008年2月27日

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『寺山修司 劇場美術館:1935~2008』前売開始及び関連企画の開催について

時下、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、県立美術館では、4月1日より『寺山修司 劇場美術館:1935~2008』を開催いたします。
寺山修司は俳句、短歌、詩といった文学のみならず、ラジオ、演劇、テレビ、映画、さらには競馬やスポーツ評論といった幅広いジャンルで活躍したマルチアーティストです。本展は、美術館の5つの企画展示室それぞれを寺山の小宇宙として見立て、文学、演劇、映画、美術、音楽、スポーツといった様々なジャンルの作品、資料の展示を行い、多岐にわたる寺山の活動の全貌を紹介します。
また、寺山修司と同時代に活躍した多彩な才能を紹介する併設企画として、秋田県出身の舞踏家土方巽を中心に、澁澤龍彦、種村季弘、唐十郎といった作家、演出家の仕事を紹介し、寺山の活躍した時代の世相を振り返ることとしております。
つきましては、下記のとおり3月1日より前売を開始し、関連企画を開催いたしますので、告知協力及び取材方お願い致します。
なお、掲載及び報道にあたり、招待券の読者・視聴者プレゼントの提供も可能ですので、ご相談ください。


1 『寺山修司 劇場美術館:1935~2008』 併設企画「土方巽と日本のアヴァンギャルド」
会期:平成20年4月1日 ( 火 ) ‐ 5月11日 ( 日 ) ※休館日:4月14日 ( 月 )
主催:寺山修司展実行委員会(青森県立美術館、青森朝日放送株式会社)
観覧料:
寺山展+アレコ 一般1,000(900)円、高大生600(500)円、小中生300(200)円 
寺山展+常設展 一般1,400(1,200)円、高大生840(680)円、小中生380(260)円
※( )内は前売及び20名以上の団体料金

2 前売販売について
前売期間:平成20年3月1日 ( 土 ) ‐ 3月31日 ( 月 )
販売場所: サークルK サンクス (サークルK:青森、秋田、岩手県内の各店舗 サンクス:東北各県、北海道央、道南地区の各店舗)、サンロード青森、イトーヨーカドー青森店・弘前店、成田本店しんまち店Pax、さくら野百貨店青森店・弘前店・八戸店、三春屋、県庁生協・青森県民生協、弘大生協、青森市文化会館、紀伊国屋書店、青森県立美術館ミュージアムショップ

3 関連企画のご案内
(会期中の関連企画へは無料でご参加いただけますが、本展チケットが必要となります。)

○ワークショップ「寺山修司増殖計画」
寺山の全身写真をもとに等身大のパネルを大量に製作するワークショップ。参加者のメッセージを入れて完成したパネルを持って、寺山修司を町に増殖させよう。
会場:ワークショップB 講師:森崎偏陸(テラヤマ・ワールド)
会期:3月22日 ( 土 )、23 日 ( 日 ) 各日 10:00-17:00 ※1日のみの参加も可能です
対象:どなたでも  
定員:各日50名 (先着順) 
申込方法:電話またはFAX

○森山大道講演会
寺山修司と親交が深かった写真家森山大道氏が、寺山の魅力について語ります。
会場:シアター
会期:4月6日 ( 日 ) 14:00 – 15:30   定員:先着220名 (申込不要)

○寺山修司監督映画作品特集上映会+九條今日子×佐々木英明講演会
県立美術館が収蔵する寺山修司の実験映画16mmフィルムを一挙に上映いたします。観客席とスクリーンの中を行き来する「ローラ」、観客がスクリーンに釘を打ち込む「審判」も完全再現。あわせて、人力飛行機舎/ATG製作による「書を捨てよ,町へ出よう」「田園に死す」等の劇場公開作品の上映も行います。20日には寺山修司の元夫人で仕事上のパートナーでもあった九條今日子氏と「書を捨てよ,町へ出よう」の主役を演じた青森在住の詩人・佐々木英明氏による講演会も開催。
会場:シアター
会期:4月19日 ( 土 ) – 4月20日 ( 日 )   
定員:220名
4月19日 ( 土 ) 10:00‐17:00 上映会 「ローラ」、「審判」ほか
4月20日 ( 日 ) 10:00‐12:18 上映会 「書を捨てよ,町へ出よう」
13:00-14:00 九條今日子×佐々木英明講演会
14:05-16:47 上映会 「田園に死す」

○講演会「土方巽の舞踏 ~東北から東北へ」
土方巽の舞踏に含まれる「東北」的要素について、1970年代の活動を中心に振り返りつつ探ります
会場:シアター
会期:5月5日 ( 月・祝 ) 14:00 – 16:00
講師:森下隆氏 (慶應義塾大学アート・センター 土方巽アーカイヴ)
ゲスト:雪雄子氏 (舞踏家)
定員:先着220名 (申込不要)

○特別映画上映会「シアトリカル 唐十郎と劇団唐組の記録」
2006年11月から2007年5月の舞台「行商人ネモ」の初日までを追った唐十郎と劇団員のドキュメント。本作は、大島渚の次男、大島新の映画監督デビュー作でもある。
会場:シアター
会期:5月11日 ( 日 ) 10:00 -   
定員:220名 (先着順)

○展示室内演劇「リアカーシアター」
プロジェクター・音響・照明装置を取り付けたリアカーで各展示室を移動しつつ、寺山修司の短歌・俳句・詩を中心に「文字」と「声」と「ダンス」で寺山修司を再現する試みを行います。
会場:企画展示室内
会期:4月27日 ( 日 )、5月4日 ( 日 )、6日 ( 火・祝 )、11日 ( 日 ) 各日14:00 – 15:00