プレスリリース

青森県立美術館10 周年《夏の祝祭》

2008年2月13日

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青森県立美術館10 周年《夏の祝祭》

2006年7月13日に開館した青森県立美術館は今年10周年の節目の年を迎えます。
それを記念して、企画展、コレクション展の他、様々な記念事業を行います。
青森県立美術館のこれまでの10年の歩みを振りかえりつつ、夏と冬の2回、 美術館の空間を活かした様々な祝祭イベントを展開いたします。

1. 青森県立美術館、10 回目の誕生日!

7 月13 日は青森県立美術館の誕生日。10 回目の誕生日を記念して、来館者先着100 名様に10 周年記念特製ポストカードセット(非売品)をプレゼントいたします。
日時:7月13日(水)9:00 ~ 18:00
プレゼント引き渡し場所:1F チケットカウンター

2. 5台ピアノコンサート「北十字星からの贈りもの」

アレコホールにおいては、青森県立美術館の開館10 周年を記念し『5 台ピアノコンサート「北十字星からの贈りもの」』と題し、7 月22 日(金)・23 日(土)の全2 公演開催いたします。
演奏者は青森県在住のピアニスト、浅野清氏、矢野吉晴氏、佐藤慎悟氏、村田恵理氏と、北海道函館市在住のピアニスト、高実希子氏、5 人のピアニストが一堂に会し、アレコホールに配置された5 台のピアノを演奏するという貴重な公演となります。
日時:7 月22 日(金)・7 月23 日(土)
   各19:00 開演(開場18:30 /受付開始18:00)
場所:アレコホール
※本公演は有料のため先行して広報したところ、両公演とも定員に達し、チケットは完売いたしました。ご了承ください。

3. 青森県立美術館:10 年の歩み展

青森県立美術館はその特徴的な建築、V.I.(ヴィジュアル・アイデンティティ)の可能性を引き出しながら、地域に根ざしたコレクション展、そして国内外の様々な芸術を体感してもらう企画展を開催することで青森と美術館の個性を顕在化させてきました。この展示では美術館の魅力に迫るとともに、これまでの企画展ポスターやドキュメントを紹介することでその10 年の歩みを振り返ります。さらに.伊藤ゴロー氏× ホンマタカシ氏による、美術館をモチーフにした新作インスタレーションも公開いたします。
日時:7 月23 日(土)~ 8 月7 日(日)9:00 ~ 18:00(入館は17:30まで)
会場:コミュニティギャラリー
観覧料:無料
展示協力:伊藤 隆介(映像作家、美術家)


 

4. アートフィルム上映:ちかの名作劇場

青森県は川島雄三、鈴木清順、寺山修司、相米慎二、佐藤真、安彦良和、下山天、横浜聡子など、出身/ゆかりを含め、数多くの映画監督を輩出してきた地域です。なかでも寺山修司による実験映画は映画のあらゆる「約束事」を否定し、感情や欲望を刺激するイメージに満ちたもので、その後の映像表現に大きな影響を与えました。今回の上映会では、そうした寺山の先駆的作品から現在に至るアートフィルムを愛知芸術文化センターの全面的なご協力により紹介いたします。安田近野(やすだちかの)の美術館でアンダーグラウンド(地下の)名画の数々をお楽しみください。
日時:7 月30 日(土)、31 日(日)各13:00 ~ 17:00
会場:シアター
観覧料:無料
定員:200名(先着順)
協力:愛知芸術文化センター

上映プログラム

30日
=寺山修司作品を中心に=
・寺山修司「トマトケチャップ皇帝」(1971年、27分)
・「一寸法師を記述する試み」(1977年、19分)
・「二頭女」(1977年、15分)
・「消しゴム」(1977年、20分)
・「書見機」(1977年、22分) 
・和田淳子「ボディドロップアスファルト」(2000年、96分)
・萩原朔美氏(映像作家・多摩美術大学教授・前橋文学館館長)と越後谷卓司氏(愛知県美術館主任学芸員)とによるアフタートーク

31日
=愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品=
・勅使川原三郎「T-CITY」(1993年、28分)
・キドラット・タヒミック「フィリピンふんどし 日本の夏」(1996年、39分)
・大木裕之「3+1」(1997年、82分)
・石田尚志「フーガの技法」(2001年、20分)
・辻直之「影の子供」(2006年、18分)
・大山慶「HAND SOAP」(2008年、10分)
・山城知佳子「想像の発端-アプダクション/ 子供」(2015年、18分)


 

5. 矢野顕子×伊藤ゴロー スペシャルライブ in アレコホール

美術館竣工時にこけら落としで素晴らしい演奏を披露した矢野顕子さんと、青森出身のボサノヴァ・ギタリスト伊藤ゴローさんによるスペシャルライブを開催いたします。ここ青森県美でしか体験できない貴重なライブです。

矢野顕子

東京生まれ、青森育ち。1976年「JAPANESEGIRL」でソロデビュー以来YMOとの共演など活動は多岐に渡る。 rei harakami、上原ひろみなど、様々なジャンルの アーティストとのコラボレーションも多い。 2015年Seiho、tofubeats などのトラックメーカーを迎えアルバム「Welcome to Jupiter」をリリース。 20 年目を迎えたさとがえるコンサートでは、TIN PAN(細野晴臣・林立夫・鈴木茂)と共演。その模様をおさめたライヴ作品『矢野顕子+ TIN PAN
PART II さとがえるコンサート』、スタジオ・ライブ映像作品『Two Jupiters』を2 作同時リリース。 2016 年、ソロデビュー40 周年を迎える。

http://www.akikoyano.com


  
  

伊藤ゴロー

青森市生まれ。作曲家、ボサノヴァ・ギタリスト。ジョアン・ジルベルト直系と言われるボサノヴァ・デュオnaomi &goro として、また、ボサノヴァフィーリングを感じさせる独自のソロ活動で音楽を追究し続けながら、クラシック、ロックと幅広くジャンルを横断。坂本龍一、細野晴臣との共演や映画音楽、原田知世のプロデュース、詩人平出隆とのCrystal Cage College も行う。ブラジルのミュージシャンとも親交が熱く、ジャキス&パウラのモレレンバウム夫妻との共演は海外でも話題を呼んだ。「Art and Air 空と飛行機をめぐる、芸術と科学の物語」(青森県立美術館 2012年)展覧会のサウンドトラックも手がける。

http://itogoro.jp


  

日時:8月7日(日)19:00 開演(18:30 開場) 
会場:アレコホール
観覧料:無料
定員:200名(全席自由)
申込方法:往復はがきに下記の事項を記入してお送りください。

①往信はがき文面に記入していただく事項
・申込者の氏名(2 名様でお申込みの場合は2 名様分の氏名)
・代表の方の住所
・代表の方の電話番号

②往信はがき宛名面に記入していただく住所
〒038-0021 青森市安田近野185
青森県立美術館「夏の祝祭コンサート」係宛

③返信はがき宛名面に記入していただく事項
代表の方の郵便番号、住所、氏名

④返信はがきの文面は何も記入しないでください。
※申込締切:7 月11 日(月)消印有効
※1 通につき2 名様まで申込み可能です。
※申込多数の際は、抽選で決定致します。
※返信通知は7 月下旬を予定しております。

■公演当日のご注意
・受付場所は美術館1 階シアター前となり、受付順のご入場となります。
・会場内は撮影・録音・飲食禁止です。
・生花の持ち込みはご遠慮ください。
・公演終了後には市営バスの運行は終了しております。タクシー等をご利用ください。

6 青森県・函館デスティネーションキャンペーン特別企画

青森県立美術館建築ツアー
隣接する三内丸山遺跡の発掘現場のような土壁、その上に覆い被さった
白い構造、その間に生まれた数々のユニークな空間、そして、統一され
たオリジナルフォントによる案内サイン等、当館の建築・デザインにス
ポットを当てた建築ツアーです。
日時:7 月2 日(土)~ 9 月24 日(土)の毎週土曜13:30 ~ 14:00 / 14:30 ~ 15:00
集合:地下2 階エレベータ前
定員:各回先着15 名(参加者にはオリジナルグッズプレゼント)
申込:不要
※当日有効のコレクション展または企画展のチケットか半券をもって地下2階エレベータ前にお越しください.