「戯曲寺山修司論」稽古日誌08

2006年8月15日

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「戯曲寺山修司論」稽古日誌08

今日は、三沢・八戸に参加の田面木昭憲さんの登場です。8月13日に三沢市国際交流教育センターで行われた稽古の模様です。

「筋肉痛の余韻を引きずりつつ、先週と同様ダンスから稽古開始。
正直自分がどう見えているのかよくわからないが、他の出演者の動きを見ると何かすごいことがここで起こっていると感じる。「そうか。その中に自分もいるのか。」と思うと、自分もそこで起こっているものの一部になってしまおうと思う。そうして無心で稽古する。ダンスを終え、自分の体のだらしなさを痛感した。すでに筋肉痛が始まっていたが、同時に心地よさも残った。台本を渡され、開くと自分の名前があった。ページをさらに開いていくと次々と自分の名前が。台詞を与えられたことはとても嬉しかったが、いざ読み合わせると・・・。自分の力のなさに落胆する。
帰り際、長谷川さんに「1週間もあれば大丈夫だよね。(覚えられるね。)」と言われた。笑顔の奥に潜むものに押しつぶされぬように、「はい。」と元気に答えた。今週は筋肉痛の解消と共に、台詞を頭の中にたたき込むことに集中しよう。
やったるぞ!
田面木昭憲」

三沢・八戸のダンスの稽古では、どーんという音が響いています。発生源は田面木さんです。私は、それを見ながら毎回「すっごいな~」と思うのです。
その音の正体は、ぜひ劇場でお確かめ下さい。

明日は、三沢・八戸参加者の安代さんが登場します。