「特集・溝口健二」

10月20日(金)から22日(日)の3日間、溝口健二監督の特集上映を開催します。


チラシ (PDF/1.4MB)

溝口健二監督は、黒澤明や小津安二郎とともに世界の映画人から今もなお深い敬愛を受ける日本を代表する映画監督です。虐げられた女性を徹底的に描き切ることに才を発揮し、そこに浮かび上がる人間男女の欲と業は、映画を新たなる高みへと押し上げました。ワンシーン・ワンショットの長回しや類まれな映像美など技巧的にも目を見張る作品が多く、後の仏・ヌーヴェルヴァーグが輩出した監督たちにも多大なる影響を与えました。

上映作品は、3年連続でヴェネチア国際映画祭にて受賞を果たした『西鶴一代女』、『雨月物語』、『山椒大夫』の3作品に加え、近松門左衛門の原作を脚色した『近松物語』の計4作品となります。

なお、本上映会の4作品は、文化庁と東京国立近代美術館フィルムセンターが、広く国民に優れた映画鑑賞の機会を提供するため日本各地の公立文化施設と連携・協力し、所蔵映画フィルムの巡回上映を全国の会場で実施している「優秀映画鑑賞推進事業」の一環として上映いたします。

上映作品

溝口健二監督作品
『西鶴一代女』(1952年)
『雨月物語』(1953年)
『山椒大夫』(1954年)
『近松物語』(1954年)

ページトップ

上映スケジュール

10月20日(金)

  • 10:10 『雨月物語』
  • 12:30 『山椒大夫』

10月21日(土)

  • 9:45 『西鶴一代女』
  • 12:45 『雨月物語』
  • 14:40 『近松物語』

10月22日(日)

  • 9:45 『近松物語』
  • 12:10 『西鶴一代女』
  • 14:45 『山椒大夫』

※開場は各日初回上映の10分前となります

ページトップ

会場

青森県立美術館シアター(全席自由)

ページトップ

料金

1日券

日時指定で当日の全作品をご覧いただけます。当日各200円増し。
10/20(金)1日券 800円
10/21(土)1日券 1,000円
10/22(日)1日券 1,000円

【1日券販売プレイガイド】
青森市:成田本店しんまち店/青森県立美術館ミュージアムショップ
弘前市:ヒロロ
五所川原市:ELMインフォメーション
つがる市:イオンモールつがる柏インフォメーション
※プレイガイドでの販売期間は、8月21日(月)から各上映日の前日までとなります。
※プレイガイドでの「ラスト1本券」「通し券」の販売はありません。


ラスト1本割引

日時指定で各日の最終回上映のみご覧いただけます。事務局予約・当日受付のみで販売。
ラスト1本券 各日500円均一


通し券

期間中の全上映をご覧いただけます。事務局予約のみでの販売。
前売のみ販売 1,500円均一


「たむらまさきの眼」通し券で無料!
10月6日(金)~開催の映画上映「特集・たむらまさきの眼」通し券をご購入された方は、4作品を無料でご覧いただけます。
※「特集・たむらまさきの眼」についてはこちらから

事務局チケット予約

事務局へのEメール・電話・FAXにて、チケットのご予約が可能です。
以下の内容をお伝え下さい。
■予約者の氏名・連絡先(電話・FAX・メールアドレスいずれか)
■希望の上映日・券種・購入枚数
※予約受付は、各上映前日の17時まで(通し券は10月20日の17時まで)
※個人情報は厳重に管理し、本上映会以外の目的では使用いたしません。


チケット予約 お申し込み先:
青森県立美術館パフォーミングアーツ推進実行委員会 事務局
電話:017-783-5243(平日9時~17時)
FAX:017-783-5244
Eメール:eiga@aomori-museum.jp

ページトップ

上映作品詳細

『西鶴一代女』(さいかくいちだいおんな)

1952年/136分/白黒/35mmフィルム上映
監督:溝口健二
出演:田中絹代、山根寿子、三船敏郎、宇野重吉 他
奈良の町はずれの寺の門前にたたずむ3人の女の中に、老いを厚化粧に隠したお春(田中絹代)の姿もあった。ある夜、さらし者になった彼女は、ふらりと寺の中へ入っていく。そこに居並ぶ羅漢像に過去の男たちを重ねると、まだ若く美しかった13歳の時からの流転の人生を回想する。
上映:10/21(土)9:45 / 10/22(日)12:10


『雨月物語』(うげつものがたり)

1953年/97分/白黒/35mmフィルム上映
監督:溝口健二
出演:京マチ子、水戸光子、田中絹代、森雅之 他
戦国時代、陶工の源十郎(森雅之)は焼物をさばきに妻(田中絹代)と義弟夫婦と旅に出た。しかし妻は戦火を怖れ引き返し、義弟は女房(水戸光子)を捨て侍へ転身する。一方の源十郎は、陶器を注文した若狭(京マチ子)という美女に思いがけぬもてなしを受け、逃れられぬ悦楽に浸りはじめ…。
上映:10/20(金)10:10 / 10/21(土)12:45


『山椒大夫』(さんしょうだゆう)

1954年/124分/白黒/35mmフィルム上映
監督:溝口健二
出演:田中絹代、花柳喜章、香川京子、進藤英太郎 他
平安末期。横行していた人買いにより、兄(花柳喜章)と妹(香川京子)は母(田中絹代)から引き離され、大地主・山椒大夫(進藤英太郎)のもとに奴隷として売られる。10年間、兄妹は苛酷な労働と私刑に苦しみ過ごす。ある日、妹は兄に逃亡を勧め、自分は追っ手を食い止めるため残るが…。
上映:10/20(金)12:30 / 10/22(日)14:45


『近松物語』(ちかまつものがたり)

1954年/102分/白黒/35mmフィルム上映
監督:溝口健二
出演:長谷川一夫、香川京子、南田洋子、進藤英太郎 他
大経師内匠・以春(進藤英太郎)の妻・おさん(香川京子)は兄の借金をやむなく手代・茂兵衛(長谷川一夫)に相談するが、以春の怒りを買い茂兵衛は窮地に立つ。おさんは茂兵衛を救うため、夫が言い寄る女中(南田洋子)と寝所を取りかえ証拠を押さえようとするが…。
上映:10/21(土)14:40 / 10/22(日)9:45


ページトップ

監督プロフィール

溝口健二 みぞぐちけんじ

東京都出身。『愛に甦る日』(1923)で監督デビュー。『瀧の白糸』(1933)、『折鶴お千』(1935)、『浪華悲歌』(1936)、『残菊物語』(1939)などを発表し絶賛を受ける。『西鶴一代女』(1952)がヴェネチア国際映画祭で国際賞を受賞し、続けて『雨月物語』(1953)、『山椒大夫』(1954)も同映画祭で銀獅子賞を受賞。溝口健二の世界的名声は一気に高まり、その後も『近松物語』(1954)など、撮影カメラマン・宮川一夫とのコンビで創造した、墨絵を思わせる幽玄美あふれる映像で世界中の映画ファンを魅了した。1956年、58歳で逝去。

ページトップ

主催等

主催:青森県立美術館パフォーミングアーツ推進実行委員会/青森県立美術館/文化庁/東京国立近代美術館フィルムセンター
特別協賛:木下グループ

協力:株式会社オーエムシー

ページトップ

予約受付・お問い合わせ先

青森県立美術館パフォーミングアーツ推進実行委員会 事務局
電話:017-783-5243(平日9時~17時)
FAX:017-783-5244
Eメール:eiga@aomori-museum.jp

ページトップ