柴川敏之|2000年後の未来遺跡|三内まるごとミュージアム
2000年後の青森県立美術館~三内丸山遺跡
PLANET SANNAI

2008年9月23日 (火) - 12月24日 (水)

会場:青森県立美術館、三内丸山遺跡 (縄文時遊館、三内丸山遺跡展示室)

この秋、美術館の地下2階に、2000年後の三内丸山の発掘現場であるストーンサークルが出現します。ここで発掘される出土品は、蚊取り線香、腕時計、空き缶のプルトップなど、私たちが身近に目にする品物ばかり。実は、現代のモノが2000年後に化石となって発掘されたら、未来の人たちはどんなふうに思うだろう、そんな視点で制作活動をしているアーティスト柴川敏之さんの作品です。本プロジェクトでは、美術館や三内丸山遺跡の様々な場所に柴川さんの作品やノボリ作品を展示します。また、ワークショップや公開制作の作品も展示しながら、美術館と遺跡をまるごと「41世紀の美術館と遺跡」へと変えていきます。ここでは、さらに2000年の時を経た縄文時代の土器や土偶と、化石化した現代のモノが、同じ過去の遺物として一緒に展示されています。41世紀の未来からの視点で見ると、日常見慣れたものも、いつもと違う不思議な表情を浮かべて存在します。本プロジェクトにより、アートと歴史のコラボレーションを楽しみながら、想像力の広がりを実感し、歴史や過去について考え、現代の生き方を見つめ直し、そして未来へとつなげていただければと思います。

画像:アートイン三内丸山遺跡プロジェクト イメージ
《出現II.40040925》2000年後に三内丸山遺跡で発掘された招き猫の化石作品©SHIBAKAWA TOSHIYUKI

アートイン三内丸山遺跡プロジェクトとは
青森県立美術館が、隣接する日本最大級の縄文集落跡である特別史跡三内丸山遺跡と一体的な芸術文化の発信地として、縄文と現代が共生する三内丸山において、幅広い人々に芸術文化に親しみ楽しんでいただけるよう、作品の展示、ワークショップ、イベントなどを行うアートプロジェクト。

柴川敏之 (しばかわ・としゆき) アーティストプロフィール

イタリアのポンペイ遺跡や広島県福山市の草戸千軒町遺跡に触発され「2000年後から見た現代社会」という壮大なテーマをもとに活躍する美術作家。全国のミュージアムをはじめ、街の商店街や酒蔵等での、地域や場所にこだわった展覧会やプロジェクトを精力的に行っている。
また同時に、子どもたちや一般の人々を対象にしたユニークなワークショップを通して、ものの存在や現代の諸問題について、見つめ考え直す作業を続けている。
柴川敏之ホームページ http://web.mac.com/shibaka/

1966 アルベルト・ジャコメッティの命日 (1966.1.11) に生まれる 1997 文部省在外研究員としてイタリアに滞在 2006 エネルギア美術賞受賞
◉個展・プロジェクト:1999 “41世紀からのメッセージ”/デビットホール (岡山) 2001 今日の作家シリーズ “PLANET CIRCLE”/大阪府立現代美術センター 2003 2000年後の冒険ミュージアム/広島県立歴史博物館 2005 未来美術館へ行こう!/奈義町現代美術館 (岡山) 2006 PLANET PIECES/a piece of work APS他 (東京) 2006龍の道 /尾道千光寺道、商店街他 2006 PLANET STREET/佐倉市立美術館他 (千葉) 2007 2000年後のタイムカプセル/鶴岡アートフォーラム (山形) 2007 TRAVELER/京都造形芸術大学芸術館 (京都) 2008 2000年後の美術館☆プロジェクト|室戸から足摺へ800km|2000年後の高知県立美術館ニョキニョキ増殖大作戦!/高知県立美術館他 (高知)
◉グループ展:2005 VOCA展/上野の森美術館 (東京) 2005 ARTOM60/旧日本銀行広島支店 (広島) 2006 TAMA VIVANT/多摩美術大学 (東京) 2007 おもちゃの今〜未来展 藤浩志と柴川敏之/篠山チルドレンズミュージアム他 (兵庫)
◉ワークショップ:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 (香川)、倉敷市立美術館 (岡山)、ひろしま美術館、呉市立美術館 (広島)、ふくやま美術館 (広島)、浜田市世界こども美術館 (島根)、伊丹市立美術館 (兵庫)、辰野美術館 (長野)、七つ梅酒造跡 (埼玉)、他


作品の展示場所

青森県立美術館

地下2階のチケット売場に2000年後のストーンサークルが出現し、ここで発掘された出土品 (という設定の化石作品) が、美術館と三内丸山遺跡にちらばっています。
美術館では、常設展示室Lを中心として館内の様々な場所に作品を展示、紹介します。三内丸山遺跡の出土品と一緒に並んでいたり、秋のコレクション展の展示室に紛れこんでいたり、展示室以外の場所にさりげなく置かれていたり。作品を探して館内を歩きながら、2000年後の美術館へのタイムトラベルをお楽しみください。
※展示室にお入りになる場合は有料ですが、そのほかの場所は無料でご覧いただけます。


縄文時遊館、三内丸山遺跡展示室

三内丸山遺跡の2箇所の施設にも化石作品を展示し、2000年後の遺跡と見立てます。2000年後の未来の視点から縄文時代や現代を眺めると、長い時間の重なりの断面に生きている自分の姿が見えてくるのではないでしょうか。
開館時間:9:00–17:00 (入館は16:30まで) ※9月23日-30日は9:00–18:00 (入館は17:30まで)
期間中無休、入場無料


「2000年後のノボリ」

三内丸山遺跡内の連絡園路 (縄文時遊館時遊トンネル出口~美術館) に沿ってノボリ作品が設置されています (11月中旬までの予定) 。また、美術館や縄文時遊館などでも楽しめます。
ノボリは、柴川敏之さんが身近な物や青森ならではの物を20種類選んで拓本 (布の化石) にとったワークシートにもなっています。ただし、1つの物を、いろんな角度から10種類のパターンで拓本にとっているので、答えは同じでも難易度はさまざま。
答えは、美術館のプロジェクトルーム (7番エントランス横の踊り場) で紹介しています。わからない問題は、美術館へ探しに行こう!


プロジェクトルーム

今回のプロジェクトとアーティストの紹介、ワークショップの様子や関連資料を展示します。
ノボリ作品についている問題の答えもここにあります。
場所:青森県立美術館地下2階7番エントランス横の踊り場
入場無料


ワークショップ・イベント情報

※悪天候により中止または延期となる場合もありますので、ご了承ください。

ワークショップ

※往復はがきによる事前申込が必要

画像:ワークショップの様子 (浜田市世界こども美術館)
ワークショップの様子 (浜田市世界こども美術館)

 
画像:ワークショップの様子 (倉敷市立美術館)
ワークショップの様子 (倉敷市立美術館)
画像:2000年後のステンドグラス (篠山チルドレンズミュージアム)
2000年後のステンドグラス (篠山チルドレンズミュージアム)

キャンプ・ワークショップ+ナイト・ミュージアム
〈2000年後の縄文キャンプと夜の美術館探検ツアー〉  (終了しました)


2000年後の縄文服を制作したり、2000年後に変身した夜の美術館を探検したり、鹿の角から釣り針を作って魚釣り実験をしたりと、ワクワクドキドキの2日間。
日時:9月27日 (土) 13:00 - 28日 (日) 13:00 (1泊2日、28日は昼食後に解散)
会場:青森県立美術館、縄文時遊館、三内丸山遺跡
対象:小学5年生 - 中学生 (お子さんだけで両日にご参加いただける方に限ります。)
定員:20名
参加費:1,000円 (食事代:27日夕食・28日朝食及び昼食)
講師:柴川敏之 (美術作家・福山市立女子短期大学准教授)、青森県教育庁文化財保護課三内丸山遺跡保存活用推進室職員
申込締切:9月8日 (月) 必着
ワークショップ申込方法
*参加にあたり、保護者承諾書及び健康調査書を提出していただきます。詳しくは、参加者決定後にご連絡します。 (取得した個人情報については、本プログラム以外には使用しません。)
*縄文時遊館に宿泊します。入浴はできません。
*救護員1名が待機します。
*持ち物:寝袋 (可能であればマットも持参) 、汗ふきタオル、洗面用具、箸、着替え、雨具 (カッパ等) 、防寒具、帽子、虫除け・虫さされ用薬品
*制作した「2000年後の縄文服」は12月24日 (水) まで縄文時遊館に展示予定。展示終了後、参加者にお返しします。
*このプログラムのみ 主催:青森県立美術館、三内丸山文化観光拠点づくり支援協議会


ワークショップ〈2000年後のステンドグラスを作ろう!〉  (終了しました)

2000年後を想像しながら、身近な物や美術館にある物をインクとローラーで拓本にとってみよう。できた拓本に裏から色をつけます。完成した作品は、12月24日 (水) まで美術館1階コミュニティーホールの南側窓 (アーチ型窓ガラス全面) を埋め尽くす予定。
日時:10月11日 (土) 13:00 – 16:30
会場:青森県立美術館
対象:3歳 - 中学生程度 (未就学児は保護者同伴)
定員:24名
参加費:無料
講師:柴川敏之 (美術作家・福山市立女子短期大学准教授)
申込締切:9月26日 (金) 必着
ワークショップ申込方法


ワークショップ〈2000年後の未来遺跡を発掘しよう!〉  (終了しました)

遺跡の中でインクとローラーを使って2000年後の未来を発掘しよう!完成した作品は11月23日 (日) から12月20日 (土) まで美術館地下2階の展示室Aに展示予定。その後、アレコとコラボ。
日時:10月13日 (月・祝) 13:00 - 16:00
会場:青森県立美術館、三内丸山遺跡 (雨天の場合は縄文時遊館)
対象:子ども - 一般 (どなたでもご参加いただけます)
定員:20名
参加費:無料
講師:柴川敏之 (美術作家・福山市立女子短期大学准教授)
申込締切:9月26日 (金) 必着(→申込受付期間を延長します)
ワークショップ申込方法


申込方法

ワークショップのみ往復はがきによる事前申込が必要
往復はがきに (1) 参加を希望するプログラム名と開催日 (2) 郵便番号 (3) 住所 (4) 電話番号 (5) 参加者氏名 (ふりがな) 、性別、年齢 (6) 返信用の郵便番号、住所、氏名 をご記入の上、〒038-0021 青森市安田字近野185 青森県立美術館美術企画課「教育普及担当」までご応募ください。1つのプログラムにつきお1人様1口限りの応募。 (ご家族でお申込の場合は、はがき1枚にまとめて1口としてご応募ください。) 記入不備の場合は無効。応募多数の場合は抽選とさせていただきます。 (当落については、締め切り日から1週間以内に事務局より通知いたします。)


イベント

※事前申込は不要、先着順

公開制作〈2000年後の未来遺跡の制作〉  (終了しました)

日時:9月上旬 - 9月下旬
会場:青森県立美術館
アーティスト:柴川敏之 (美術作家・福山市立女子短期大学准教授)
*作業の進み具合や都合により不在の場合がありますのでご了承ください。


アーティスト・トーク〈ようこそ、2000年後の美術館へ!〉  (終了しました)

柴川さんが2000年後の美術館へご案内します。
日時:9月28日 (日)、10月12日 (日) 14:00 – 15:00
会場:青森県立美術館常設展示室ほか (地下2階7番エントランス横のプロジェクトルームにチケット持参でお集まりください)
対象:子ども - 一般 (どなたでもご参加いただけます)
定員:30名程度
参加費:常設展観覧料
お話:柴川敏之 (美術作家・福山市立女子短期大学准教授)


公開コラボレーション〈2000年後の相撲ねぶた制作〉  (終了しました)

裏彩色を施した拓本を力士の骨組みに貼っていき、2000年後の相撲ねぶたを制作します。
日時:11月23日 (日) 13:00 – 16:00予定
会場:青森県立美術館 地下2階 展示室B
見学料:無料
実演:柴川敏之 (美術作家・福山市立女子短期大学准教授) 、立田健太 (ねぶた師弟子)


アレコとコラボ〈2000年後のアレコと未来遺跡〉

シャガールが描いたバレエ「アレコ」の巨大な背景画。その背景画と同じ大きさのワークショップ作品「2000年後の未来遺跡」を同じ空間に展示し、コラボレーションします。
日時:12月21日 (日) - 23日 (火・祝)
会場:青森県立美術館 地下2階 アレコホール
見学料:常設展観覧料


ミニ・ワークショップ

事前申込は不要、先着順、いつでもOK!

ミニ・ワークショップ1〈2000年後のストーンサークルをうつしとろう!〉

柴川さんが制作した「2000年後のストーンサークル」をインクとローラーを使って写し取ります。
日時:会期中の第2・第4日曜日と10月25日 (土) 10:00 - 15:00 ※約5分で完成! いつでもご参加いただけます。
会場:青森県立美術館 地下2階 チケット売り場
対象:子ども - 一般 (どなたでもご参加いただけます)
定員:各日約100名 (材料がなくなるまで)
参加費:無料
指導:プロジェクト・サポーターほか

画像:ミニ・ワークショップ (浜田市世界こども美術館)
ミニ・ワークショップ (浜田市世界こども美術館)

ミニ・ワークショップ2〈2000年後の未来遺跡を発掘しよう!〉  (終了しました)

インクとローラーを使って2000年後の未来を発掘しよう!完成した作品は11月23日 (日) から12月20日 (土) まで美術館地下2階の展示室Aに展示予定。その後、アレコとコラボ。
日時:10月25日 (土)、26日 (日) 10:00 – 15:00 *約5-10分で体験できます。いつでもご参加いただけます。
会場:三内丸山遺跡 (雨天の場合は縄文時遊館)
対象:子ども - 一般 (どなたでもご参加いただけます)
定員:なし、先着順 (材料がなくなるまで)
参加費:無料
指導:プロジェクト・サポーターほか


関連イベント・番外編


映画上映会〈ちゃんこ〉  (終了しました)

柴川さんが創部した広島大学相撲部が2001年に廃部の危機に陥り、留学生と女子学生が救ったという実話をもとにした映画「ちゃんこ」を上映します。柴川さんも「松川」として登場します。(2007年のカンヌ映画、ベルリン映画祭でも上映されました。)
日時:11月24日 (月・振休) (1) 10:00 – (2) 14:00 -
会場:青森県立美術館 シアター
対象:子ども - 一般 (どなたでもご参加いただけます)
定員:各回220名
参加費:無料


プロジェクト・サポーター募集

プロジェクトの展示・撤去作業やワークショップなどのお手伝いをしてくださるサポーターを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。

(募集は終了しました)


お問い合わせ

青森県立美術館美術企画課教育普及担当
住所 〒038-0021 青森市安田字近野185
Tel 017-782-1919
Fax 017-783-5244


ページトップ