WSだいじなことば1 WSだいじなことば2 だいじなことば展示
7月5日(日)に書家、沢村澄子さんを講師に迎えて、「だいじなことば」をテーマとした書のワークショップを行いました。

このワークショップは自分の大事な言葉を考えて、書で表現してもらうものです。
本当なら書というといろいろ難しいこともあると思いますが、今回は、とにかく紙に墨で書けばなんでもアリ、道具や型は気にしないこと、としました。

そうは言っても、いざ大事な言葉を書くとなると、特に大人の人は真っ白な紙を前に、「何をどう書いたものか…」と手が止まってしまうようです。
しかし、子ども達にそんな迷いはなく、ためらわずに筆を動かします。
それを見て、大人達も少しずつ書きはじめました。
それぞれが自分の大事な言葉を書いたあとは、全員に漢字の「一」を書いてもらいます。
細く長く紙の端から端まで続く一、山のように登っては下る一など、同じ文字、それも一本の線からなる単純な形でも、それぞれの個性が表れていました。
沢村さんが言うには「一という字を書いても、別の意味を込めることができる。だから、嬉しい、楽しい、と書いていても、その文字が泣いていることもある。」とのこと。
文字には無意識に、その人自身が表れてしまうそうです。
次は色紙に大事な言葉を書きます。
いろいろ書いて、少しほぐれてきたところですが、色紙は1人1枚なので、ちょっと緊張します。
書いたら、消しゴムで自分の名前のハンコを作り、色紙に押して完成です。
ちょっと本格的に仕上がりに、みなさん満足げな表情。
しかし、これで終わりではありません。
最後は、美術館入口の前の屋外に3m×12mの大きな紙を置き、大きな筆を使って書きます。
もちろんテーマは大事な言葉です。
思いきり、からだを使って文字を書くと、いままで室内で小さく書いていたものとはまた違って、気分爽快です。
大きな紙に大きな筆、さらに天気にも恵まれて、こんな状況で書を体験できるなんて、ちょっと贅沢な時間でした。
せっかくなので、通りかかった人たちにも声をかけて、大事な言葉を書いてもらうと、あんなに大きく見えた真っ白な紙が、あっという間に埋まってしまいました。

みんなの力で完成した作品は、相田みつを全貌展終了日の7月20日(月・祝)まで、美術館の外部通路(コミュニティホール付近)に展示しています。
参加してくれた方も、これから相田みつを全貌展にいらっしゃる方も、ぜひ、この大作を見に来てください。
by 普及スタッフ |  2009年7月10日 11:16  | 普及プログラム

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