青森県立美術館は、2006年7月13日の開館以来、青森県の豊かな芸術風土や隣接する三内丸山遺跡に象徴される縄文のエネルギーを芸術創造の源泉ととらえ、多様性に富んだ芸術の魅力を青森の地から発信してきました。

お陰様で、これまでに約350万人を超えるお客様に御来館いただき、深く感謝申し上げます。

当館は、三内丸山遺跡から発想を得た青木淳設計によるユニークな建物、菊地敦己デザインの統一されたシンボルマークやサイン、棟方志功、関野凖一郎、工藤甲人、寺山修司、成田亨、奈良美智など個性溢れる郷土作家のコレクションを有しています。また、特徴的な空間を活かした舞台芸術活動も展開しています。

開館10周年となる2016年には、八角堂に奈良美智氏の新たな大型の立体作品《Miss Forest / 森の子》が誕生しました。

さらに、2017年4月から約4年間の予定で、開館時以来11年ぶりに、マルク・シャガールによるバレエ「アレコ」の背景画全4作品が完全展示されています。

これからも、より「青森らしさ」をお伝えできる、魅力にあふれた展示や公演、そして様々なイベントを国内外へ発信してまいります。

青森県立美術館ならではの魅力をさらに高め、それをより多くの方々に伝えられるように、当館スタッフ一同、力を結集して磨きをかけていきますので、今後とも、皆様の御理解、御支援をお願い申し上げます。

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青森県立美術館館長
杉本 康雄